「自分の失敗」は蜜の味
前田有佳里さん(経営学部4回生) 写真:右から2人目
海外企業でインターンシップを体験!
英語力を磨こうと、1回生の時はESSに所属。2回生の夏にはオーストラリアのマコーリー大学へ3ヶ月留学するプログラムに参加しました。
身につけたこの英語力を活かす先は「ビジネス」の世界だと思い、海外インターンシップのセミナーに参加。最初は不安でしたが、オーストラリアの学生のグローバルな意識にも触れ、海外という場所に拠点をおいてビジネスに挑戦してみたい、私にもできるはずだと意識が大きく変わりました。3回生の夏には2ヶ月の海外インターンシップにも挑戦。
インターン先の会社・場所のこだわりはなく、仕事内容を調べて興味のあったものが、トルコで寝具関係(バスローブやタオル、パジャマなど)を製造・販売しているメーカーでした。取引先はヨーロッパが9割、アメリカが1割という実績の中、任された仕事は興味を持っていただいた所にサンプルを見ていただき、顧客の新規開拓をしていくというもの。
これまで実績のない日本との取引の実現に向けても、毎日、いろんな百貨店に電話をかけて交渉する日々。商品についての専門知識もなく、相手に怒られたり、戸惑いもありましたが、わからない事は会社の上司にわかるまで聞き、回答を文章にまとめて、地道に相手へ伝えていきました。また社内のサンプル部屋にいたのが、トルコ語しか話せない方ばかりだったので、必死に伝えてサンプルを準備してもらうこともありましたね。
私がいた2ヶ月の間では、これといった結果を見ることはできませんでしたが、思い返すと自分次第で何でもできる2ヶ月間だったように思います。
できない自分に気づかされる部分と、自分が困難なことでも立ち向かえる力、行動力、バイタリティーを持っていることを改めて知れたこと。原点に戻り、そういう自分に気づけたことこそが財産になったと思います。また世界各地から来ていた、ルームメイトたちからも、ビジネスに対する貪欲さ、真剣さなどの刺激をもらいましたね。インターンが終わり、上司の方からも何事もあきらめずにやりとおす姿勢を評価してもらえたのは嬉しかったですね。
日系のメーカー企業で内定をいただいたので、将来はその一員として働き、技術をもっと世界にアピールしていきたいと思っています。そのために、残り半年の間、海外経験をさらに積んで、英語力を向上させていきたいですね。
私が座右の銘にしている「自分の失敗は蜜の味」。
これからも失敗を恐れず、どんどんぶち当たって学び、自分自身を高めていきたいと思います。