理想のキャンパスを“カタチ”に
畑 千夏さん(文学部5回生)
松岡佑樹さん(政策科学部4回生)
立命館大学学友会 2010年度 キャンパス整備プロジェクトメンバー
「学生が大学を変える」をコンセプトに生まれた「キャンパス整備プロジェクト」。
これは、学生が主体となって、自分たちの力で「理想のキャンパス」を大学に提案。キャンパスが抱える問題を改善していくプロジェクトです。
2010年度は、学部自治会や生協学生委員会に所属する学生、一般公募で集まった学生など22名が「交通アクセスの改善」と「食環境の改善」に取り組みました。
畑さん:
私は、一般公募でこのプロジェクトに参加しました。きっかけは、普段、通学で利用しているバスのアクセスに不便を感じていたことです。あとは、もともと「市バス好き」ということ(笑)。
松岡さん:
もともと、学友会の自治会に所属していました。「キャンパスの環境を学生の視点で改善できるなら」と、学生オフィスとの主催でプロジェクトを立ち上げました。
交通アクセスの改善で主に取り組んだのは、「市バスの増便とダイヤ改正」。まず最初に始めたのは、現状調査です。現在進行形の問題を説明できるよう、ダイヤを徹底的に調査。活動期間のうち一週間、毎朝、衣笠キャンパスに通う学生が最も利用する阪急西院駅と京阪三条駅の二箇所で、バス停で乗車を待つ人の列を数えました。そして、この調査結果をもとに、京都市交通局に市バスの増便、ダイヤの改正を提案しました。
結果、阪急西院駅~立命館大学衣笠キャンパス間を直行で結ぶ「立命館ダイレクト」(1限目の時間帯に1時間2本のバスを増便)の試運行が2011年1月に実施されました。これは、今も継続して運行されています。バスの混雑が解消されただけでなく、西院駅の乗車待ちの列が減少され、通行もしやすくなりました。
また、京阪三条駅から朝に運行している快速の出発時間を早め、効率よく運行されるように改善しました。実は、私たちは二人ともこのバスの利用者で、普段から不便を感じていました。現在は、1限目からの授業がないのですが、後輩のみなさんのためにも改善されて良かったと思っています。
「食環境の改善」では、「混雑の解消」をメインに、食堂の改善を進めています。今後、リニューアル予定の食堂もあるので、楽しみにしていてください。
2010年度は、学生が身近に感じる問題をテーマに改善を進めてきました。市バスの増便、アクセス改善などは、実際に自分達も不便を感じていた問題でもあったので、目に見える成果が残せたことを嬉しく思っています。
また、今回の調査やプレゼンを通して、たくさんの人と話す機会が増え、視野も広がったと思います。いい経験になりました。
2011年度は、「理想の学びの環境」がキャンパス整備プロジェクトの課題。自分たちだけでなく、後輩のためにも、快適なキャンパスをみんなで創っていけたらと思います。
これは、学生が主体となって、自分たちの力で「理想のキャンパス」を大学に提案。キャンパスが抱える問題を改善していくプロジェクトです。
2010年度は、学部自治会や生協学生委員会に所属する学生、一般公募で集まった学生など22名が「交通アクセスの改善」と「食環境の改善」に取り組みました。
畑さん:
私は、一般公募でこのプロジェクトに参加しました。きっかけは、普段、通学で利用しているバスのアクセスに不便を感じていたことです。あとは、もともと「市バス好き」ということ(笑)。
松岡さん:
もともと、学友会の自治会に所属していました。「キャンパスの環境を学生の視点で改善できるなら」と、学生オフィスとの主催でプロジェクトを立ち上げました。
交通アクセスの改善で主に取り組んだのは、「市バスの増便とダイヤ改正」。まず最初に始めたのは、現状調査です。現在進行形の問題を説明できるよう、ダイヤを徹底的に調査。活動期間のうち一週間、毎朝、衣笠キャンパスに通う学生が最も利用する阪急西院駅と京阪三条駅の二箇所で、バス停で乗車を待つ人の列を数えました。そして、この調査結果をもとに、京都市交通局に市バスの増便、ダイヤの改正を提案しました。
結果、阪急西院駅~立命館大学衣笠キャンパス間を直行で結ぶ「立命館ダイレクト」(1限目の時間帯に1時間2本のバスを増便)の試運行が2011年1月に実施されました。これは、今も継続して運行されています。バスの混雑が解消されただけでなく、西院駅の乗車待ちの列が減少され、通行もしやすくなりました。
また、京阪三条駅から朝に運行している快速の出発時間を早め、効率よく運行されるように改善しました。実は、私たちは二人ともこのバスの利用者で、普段から不便を感じていました。現在は、1限目からの授業がないのですが、後輩のみなさんのためにも改善されて良かったと思っています。
「食環境の改善」では、「混雑の解消」をメインに、食堂の改善を進めています。今後、リニューアル予定の食堂もあるので、楽しみにしていてください。
2010年度は、学生が身近に感じる問題をテーマに改善を進めてきました。市バスの増便、アクセス改善などは、実際に自分達も不便を感じていた問題でもあったので、目に見える成果が残せたことを嬉しく思っています。
また、今回の調査やプレゼンを通して、たくさんの人と話す機会が増え、視野も広がったと思います。いい経験になりました。
2011年度は、「理想の学びの環境」がキャンパス整備プロジェクトの課題。自分たちだけでなく、後輩のためにも、快適なキャンパスをみんなで創っていけたらと思います。