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305 -  「深・京都学生祭典」 京都に深く根づく祭りを創りたい

「深・京都学生祭典」 京都に深く根づく祭りを創りたい

野口智加さん(文学部3回生)
第9回京都学生祭典実行委員会副実行委員長

  • No.305
  • 2011年10月7日更新
中学・高校では、生徒会に所属。みんなが楽しく、自分たちも楽しめる空間を作ることが好きでした。

京都学生祭典を知ったのは、1回生の時。規模が大きく、面白そうだなと思い、迷わず実行委員に。1年目は広報部、2年目は企画運営部の活動に携わる中で、「次は自分がまとめる立場になって部署間の連携を円滑したい。祭典を更に盛り上げ、より良いものにしたい。実行委員同士も楽しめる空間を作りたい」と祭典への想いが強くなり、今年は副実行委員長として参加することを決意しました。

     

今は、約300人もの実行委員をまとめ、20万人が来場する「京都のお祭り」を運営することにやりがいを感じ、学生だけでなく地域の方や企業の方と関わり、様々な考えを持った方と出会えることに魅力を感じています。みなさんから頂いたアドバイスを活かしつつ、「人々に愛され、地域に根づく祭り」という祭典のコンセプトを守って物事を判断するように意識しています。

   

今年、9回目を迎える京都学生祭典のテーマは、「深・京都学生祭典」。昨年度と大きく異なるのは2日間の開催を1日に凝縮したこと。来場者の方に祭典のすべてを見てもらい、より深く知ってもらいたいという想いからこのようになりました。また、「地域との連携をさらに深めたい」という想いから、打ち水や夜警、クリーンアップ(地域清掃)などを昨年に引き続き進んで実施しています。
本祭当日には、京都学生祭典オリジナルの創作おどりである「京炎 そでふれ!」、縁日では京野菜ブースの出店のほか、オープニングの「JINGU Opening Parade」には、人力車やゆるキャラが登場。より京都らしさを感じられるような企画を予定しています。

   

また、今年は東日本大震災のチャリティー企画として、9月3日から8日まで京都駅で東北の被災地の方々への想い、メッセージを募集。200名以上の方にご協力いただきました。本祭当日に展示し、被災地へ応援メッセージを送りたいと思っています。

ご支援、ご協力を頂いたみなさまへの感謝の気持ちを忘れず、ご来場頂いた方には、「今まで一番良かった。来年も楽しみにしている」と言ってもらえるような祭典にするため、実行委員一同、最後まで頑張りたいと思います。

学生のパワー溢れる、誰もが楽しめるお祭りですので、みなさまぜひ、お越しください!

第9回京都学生祭典
日時:2011年10月9日(日)11:00~20:15
場所:平安神宮・岡崎公園一帯

※雨天決行・荒天中止

■京都学生祭典公式HP
http://kyoto-gakuseisaiten.com/


  • 取材・文
  • 田中裕太郎(文学部3回生)

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