「京炎そでふれ!」が京都学生祭典を盛り上げる!!
端 貴弘さん(産業社会学部2回生) 「おどりっつ」代表
京都学生祭典で「京炎そでふれ!」を披露
「おどりっつ」は、「京炎そでふれ!」と呼ばれる踊りを京都学生祭典などで披露、また普及活動をしている立命館大学の学生で構成されたおどり手の団体です。
「京炎そでふれ!」には、その昔、争いや疫病などで世の中が不安になった時や活気がなくなった時に、京都の人々はおどりによって町の再興を願いました。また、町で袖が触れ合っただけの些細な縁でも、他生(前世や後生)から運命づけられたことであるから、その出会いを大切にしなければいけないという意味などが込められています。
実際には、四竹(よつたけ)という鳴り物を手に、京都の通りの名が歌に盛り込まれている曲に合わせて踊ります。
京都学生祭典に参加する他にも、地域の中学校などに出向いて踊りを披露したり、指導することもあります。最近では、「中学生の時に見て感動しました」と入部してくれる新入生もいます。
現在は、京都学生祭典に向けて練習を重ねています。今年の「おどりっつ」のテーマは「忍」。日本最古の忍者のゆかりの地が太秦にあるという京都ならではの物語がもとになっています。このテーマにそって音楽や振り付け、衣装などを自分たちで決めていくのですが、今年も素晴らしい演舞が完成したと思います。
「京炎そでふれ!」の魅力は、なんといっても「一体感」。観客のみなさんとの距離も近く、子どもからお年寄りまで、世代を超えた交流ができます。また、活動を通して他大学の学生との交流もあります。それも魅力の一つですね。
京都学生祭典では、メンバーはもちろん、みなさんに楽しんでもらえる演舞を披露したいです。
京都学生祭典は10月9日(土)、10日(日)に開催されます。
みなさん、ぜひ参加して下さいね!
- 取材・文
- 土田嘉宏(経済学部3回生)