「ふらっと気軽に」意外な発見があるかも!?
高橋史典さん(産業社会学部2回生)
中尾章宏さん(法学部1回生) 立命館大学落語研究会
久我のもり図書館の開館20周年を記念して行われた「こがのもり寄席」で落語を披露
落語研究会では、定期的に寄席を開催しています。学園祭など学内の公演の他、他大学と共同で開催したり、学外から依頼を受けて地域公演を行う事も多いです。8月にも、伏見区の久我のもり図書館の開館20周年を記念して行われた「こがのもり寄席」で落語を披露しました。こういったイベントにご招待頂いたときは、その土地柄やお客さんの雰囲気などを聞いてから演目を決めます。お子さんが多い時は、楽しくて分かりやすい演目を選んだりします。
現在、部員は9名。全員男子です(笑)。落語を始めたきっかけはみんなそれぞれ。経験者はほとんどいません。ぼくたちも、特に興味があったという訳ではなく、祖父が好きで幼い頃から何となく見ていたとか、伝統芸能に興味があったという理由で入部しました。
入部後、部員はそれぞれ自分の好きなネタを選んで稽古します。その後、部内で演じて合格点をもらえたネタをイベントなどで披露します。古典のネタをひねったりする人がいたりといろいろですが、同じ演目でも演じる人が変われば全然、違ったものに見えるんです。「自分なりの世界観を作っていく」これも落語の面白いところですね。
「落語」というと、「古くさい」「堅苦しい」というイメージがありますが、気軽に楽しんでもらえるものだと思います。構えず、ふらっと立ち寄って観るのが本来の落語の楽しみ方。意外な発見があるかもしれませんよ。みなさんも是非一度、お立ち寄りください。
【落語研究会今後の予定】
10月8日(金)16:30 「若手の会」 場所:学生会館小ホール
11月6日(土)、7日(日)12:00 「学園祭寄席in BKC」 場所:プリズムハウス105
11月13日(土)、14日(日)12:00 「学園祭寄席in 衣笠」場所:存心館ラウンジ
○○○取材こぼれ話○○○
取材の後、写真撮影をお願いすると、
「どんなポーズがいいですか!?」と色んなポーズを披露してくれました。
取材中もお二人のやりとりが漫才のようでとても楽しかったです。
- 取材・文
- 山西悠祐(産業社会学部5回生)