3人のアイデアを形に 世界大会に挑戦!
水野紘邦さん(立命館小学校6年生)写真:左
湯朝翔太さん(立命館小学校6年生)写真:中央
辻井佑弥さん(立命館小学校6年生)写真:右
Ritsumeikan+R HYS
設定時間になるとゴンドラに入った薬が出てくる観覧車型ロボット、体が不自由な人も手軽にドリンクが飲めるロボット、動きで人に笑顔や癒しを与えるペンギンやマリオのロボット。「Ritsumeikan+R HYS」チームの3人が考えたロボットだ。
9月に開催されたWRO(World Robot Olympiad)Japan 2011大会で優秀賞を獲得し、11月19日・20日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されたWRO2011国際大会に出場した彼ら。「生活支援」をテーマにロボットを作成し、英語でプレゼンテーションを行った。
「使う人の目線になり、どんなロボットをつくれば役立ててもらえるのかアイデアを出し合いました。モーターの位置を変えたり、パーツを増やして安定感を増したりと、国内大会後も改良を重ねました」と教えてくれた。
大会では、性能、独創性、複雑さといったロボット自体の評価に加え、英語でのプレゼンテーションも大きく評価される。そのため、3人は放課後にネイティブの英語教諭から個人指導を受けたり、東京での強化合宿に参加するなど積極的に取り組んだという。
世界の小学生31チームと競った3人。「昨年出場したフィリピン大会では、思うようにプレゼンテーションができなかったので、今年はどうすればうまく伝わるかを考えました。他校はチームで一つのロボットをつくり上げてきていて、ぼくたちももっと一つに集中して性能を高めていければよかったです」と振り返るリーダーの水野さん。「昨年よりも頑張ったけれど優勝はできず、世界の強さを実感しました」と湯朝さん。「はじめての世界大会で、二人の足を引っ張らないよう頑張ったけれど、世界の人たちは想像以上に強かったです」と辻井さん。

「つまずくこともあるけれど、みんなの意見でつくり上げ、完成して形になるのが楽しいです」と話してくれた彼ら。将来の夢はお医者さん、考古学者、ロボットに関わる仕事がしたい、とそれぞれ語ってくれた。彼らのこれからの活躍が楽しみだ。
9月に開催されたWRO(World Robot Olympiad)Japan 2011大会で優秀賞を獲得し、11月19日・20日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されたWRO2011国際大会に出場した彼ら。「生活支援」をテーマにロボットを作成し、英語でプレゼンテーションを行った。
「使う人の目線になり、どんなロボットをつくれば役立ててもらえるのかアイデアを出し合いました。モーターの位置を変えたり、パーツを増やして安定感を増したりと、国内大会後も改良を重ねました」と教えてくれた。
大会では、性能、独創性、複雑さといったロボット自体の評価に加え、英語でのプレゼンテーションも大きく評価される。そのため、3人は放課後にネイティブの英語教諭から個人指導を受けたり、東京での強化合宿に参加するなど積極的に取り組んだという。
世界の小学生31チームと競った3人。「昨年出場したフィリピン大会では、思うようにプレゼンテーションができなかったので、今年はどうすればうまく伝わるかを考えました。他校はチームで一つのロボットをつくり上げてきていて、ぼくたちももっと一つに集中して性能を高めていければよかったです」と振り返るリーダーの水野さん。「昨年よりも頑張ったけれど優勝はできず、世界の強さを実感しました」と湯朝さん。「はじめての世界大会で、二人の足を引っ張らないよう頑張ったけれど、世界の人たちは想像以上に強かったです」と辻井さん。
「つまずくこともあるけれど、みんなの意見でつくり上げ、完成して形になるのが楽しいです」と話してくれた彼ら。将来の夢はお医者さん、考古学者、ロボットに関わる仕事がしたい、とそれぞれ語ってくれた。彼らのこれからの活躍が楽しみだ。