3回生で、フットサルサークル「All.1」の副キャプテンになったと同時に、「僕らにしか出来ない」という気持ちでBKCフットサルリーグ運営委員会の副委員長も先輩から引き継ぎました。普段は、リーグ戦の運営を通してリーグの活性化を目指しています。でも活動をしながら、僕は、フットサルの認知度が向上するような企画を形として残したい、とずっと思っていました。そこで考えついたのが、「立命館招待フットサル大会」です。

いつも体育会系の部活やサークルの練習場所として、地域の小学校のグラウンドをお借りしているので、恩返しの方法として発案しました。初めて取り組んだ企画でしたが、最初はほぼ1人で考え、各学校などにもチラシ配布のお願いをしに足を運びました。参加者の中心が小学生だったので、小学校にも企画説明に伺いましたが、マナーや言葉遣いにも気を配り、「失礼のないように」という気持ちで臨みました。小学校によって、チラシ配布・回収のやり方が違うため、まとめるのは大変でしたね。

　フットサル大会の前に4回開催したフットサル教室では、サークルの仲間にコーチという形で協力してもらいました。教わっている小学生だけではなく、教えている大学生の笑顔を見た時は「やって良かった」と思いましたね。

↑フットサル教室の様子

当日のフットサル大会では、自分が小さい頃に所属していたサッカーチームが参加していたり…と懐かしい気持ちになりました。また立命館の体育館で本格的なフットサルに触れ、楽しんでいる子供たちを見て「この企画がフットサルをするきっかけになると良いな」とも考えていましたね。中には小学校3～4年生とは思えないプレーもあったので驚きました。

　この企画を通して、地域貢献という形で社会人の方と接点を持つことができましたし、企画力も備わったように思います。でも、これはAll.1のメンバー含め周りの方々の協力なしでは成り立たなかった企画です。これからも何らかの形で、地域貢献をしていくと同時に、フットサルを「する側」から「機会を与える側」になっていきたいですし、子供たちにとってフットサルが一生続けていけるような存在になると良いなぁと心から願っています。また、All.1でも目標に向かって1戦1戦悔いの残らない様な試合をしたいと思ってますし、人脈形成など今回の企画を通して学んだことも今後に活かしていきたいですね。

  ←「All.1」のユニフォーム。
　　　　　　
 ←「All.1」のステッカーも目立ってました！
　　　                     
【編集後記】自分の所属するフットサルサークルの部への昇格について熱く語っていた中島さんの目はとてもキラキラしていました。ぜひ中島さんたちの思いが届く日が来ると良いなぁと思います。