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一人ひとりが学園の国際化を担っているという意識を

2010年8月から2012年6月まで、アメリカ・ミネソタ州で「大学組織の国際化、その中で働く職員の国際化とそのためのトレーニングデザイン」についての学修を行う

APUアカデミック・オフィス 課長補佐 佐間野 有希子さん

  • No.469
  • 2012年11月30日更新
アメリカ・ミネソタ大学で、2010年8月から2012年6月まで、「大学組織の国際化、その中で働く職員の国際化とそのためのトレーニングデザイン」について学修し、修士号を取得した佐間野さん。「事務職という枠から一歩抜け出し、教育について広い視点で理解したい。また、日ごろ経験値だけで進めがちな業務を学問として学び視野を広げたい」との思いから、北米の国際教育分野で有名なミネソタ大学での学修を希望し、国内外マネジメント研修に手を挙げた。

 研修中は大学院での学修に加え、ミネソタ大学の国際部でのインターンシップも経験した。それらを通して、国際教育・世界の高等教育の動きや、異文化理解トレーニング理論と実践・研修デザイン、評価プロセスデザインについて学んだ。「アメリカの国際教育について、学問と実務の両側面から学ぶことで理解が深まりました。また、日本にいる同僚たちとこまめに情報交換を行うことで、学修内容をAPUや日本にあてはめるとどうなるかを意識的に考えるよう心がけていました」と振り返る。
    

 「2年間の学びを周りの職員のみなさんに広めていくことが使命」と語る佐間野さん。現在、報告会やワークショップとして活用できるようにメニュー案をつくりAPUの全部署に配布している。「学園の国際化は国際部だけで進めることではなく、すべての部署が関わり、一人ひとりが担っています。留学生を増やすことや英語で授業を行うことが国際化の全てではなく、異文化理解や、窓口対応スキルの向上など組織内部を国際化していかなければなりません。普段から世界の中のAPU・RUと捉え、世界の大学を意識していくことも重要です」と国際化への想いを語る。
   

 「大学職員の国際化―大学職員が持つ自身の業務の国際化についての視点」というテーマで、アメリカの学会で論文発表も行った。「研究を高めることはもちろん、これからもAPUをどんどん世界にアピールしていきたい」と意気込む。「今後も、APU・RUという環境を活かして、職員の国際化・異文化に対する認識の調査や、担当業務と国際的力量の関係性等についてデータ収集を行っていきたい」という佐間野さん。これまであまり研究されてこなかった職員の国際化というテーマにおけるパイオニアとして、これからも学内外での活躍が楽しみだ。

Q.ミネソタ大学でびっくりしたことは?
冬の寒さに驚きました。気温がマイナス30℃近くまで下がります!

Q.「APUのここはすごい」と改めて実感したことは?
 APUの国際学生と国内学生の比率とその多様さや、学生を支える教職員の意識が高いことです。

Q.アメリカでの休日の過ごし方は?
研修期間中は論文や課題が忙しく、休日を過ごした記憶はないです。空き時間を利用したランニングやピラティスが唯一の気分転換で、大学が所在するミネアポリスの町で行われたフルマラソンを完走してきました。

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