音楽と体で表現できるのが魅力。夢は2年後のオリンピック出場
乾 友紀子さん(経営学部2回生)
2010年度シンクロナイズドスイミング日本代表選手
今年9月、シンクロナイズドスイミングの日本代表選手として「シンクロワールドカップ2010」に出場。 私にとってこの大会は、新しい演技を見せられる新たな挑戦の場となりました。
シンクロナイズドスイミングとの出会いは、幼稚園に通っていた頃。 たまたまテレビで流れていたプロの演技を見て「プールの中にいるのにすごく綺麗だな」と 感じたことを覚えています。これを機に、週に2回、シンクロナイズドスイミングの教室に 通うようになりました。言葉を使わなくても、音楽と体を使って水中で表現ができるという点に 面白さを感じています。
大学に入り、ジュニアからシニアに移行すると、練習も本格的になり、生活も大きく変わりました。 学業との両立は大変で、練習に多忙な中、遅れをとった授業や課題等をこなすのは、本当に大変です。 しかし、食事の面や練習環境など、周りのサポートが厚くなったことにより、 練習に集中して励むことができています。またシンクロに対する想いも深まり、 1日1日を振り返ることで、更なる成長に繋げようと努力するようになりました。
日々の練習や生活は大変なのですが、今まで前に進めてこられたのは 上達したい思いや目標があったからです。良い成績を収めたいという気持ちから、 常に課題を掲げて努力をするようにしています。今後の目標は4回生の時に開催される オリンピックへの出場。 今年は出場できませんでしたが、毎年、夏に開催される大学選手権でも、 1位で「立命館」の名前を残したいと思っています。
乾さんが今年、出場された試合の記事はこちら↓
http://www.ritsumei.jp/pickup/detail_j/topics/5815/date/5/year/2010
☆☆スタッフ取材後記☆☆ こんなにすごい方に出会えて感激しました!常に課題を受け入れ、ひたむきに取り組んでいく姿から、
素直でタフな人柄であるという印象を受けました。
シンクロに対する前向きな気持ちと強い精神力が今の結果に繋がっているということを、
ひしひしと感じました。今後のご活躍を心からお祈りしております!!
- 取材・文
- 藤村尚美(経営学部3回生)