楽しむ時は楽しんで!!
青木晋也さん(産業社会学部4回生)
2009年4月~エクステンションセンターで公務員講座 国Ⅰ合格コースを受講 2010年6月 国家公務員Ⅰ種試験合格 法務省矯正局内定
私が公務員を目指そうと決めたのは、学部で学んでいる「福祉」を通して「人と向きあった仕事がしたい」と思ったのがきっかけです。人と向き合っていく中で、対象者が改善されていくことに魅力を感じました。老人ホームや福祉施設など他の施設で働くことでもその仕事はできますが、やはり現場でできることは限られている。そこで、国全体の福祉制度を変えていきたいと思い、国家Ⅰ種試験を志望しました。
エクステンションセンターの講座を2回生の夏から受講していましたが、本格的に勉強を始めたのは3回生の夏から。ですが、所属していた国際関係学部の開発援助のゼミでゼミ長をしていたのと、ゼミナール大会での優勝を目標にしていたということもあって、秋頃はほとんど勉強していなかったですね(笑)。どちらかというと、ゼミに力をそそいでいました。
試験が終わった今も、ゼミの仲間とは仲良くやっています。今までリーダーのポジションに立ったことがなく、ゼミ長をつとめた経験もこれから仕事をする上で貴重な経験だったのではないかと思っています。
試験勉強はとても大変ですし、何度もくじけそうになりましたが、友達や家族の支えがあったおかげで乗り越えることができました。一緒にご飯を食べに行ったり、カラオケでストレスを発散したり・・・。自分の中でメリハリをつけて息抜きができることも試験勉強には大切だと思いました。
4年間しかない大学生活ですからね。勉強ばかりしていてはもったいない!今でもそう思っています。
4月からは、法務省での勤務が決まっていますが、自分にはまだまだ専門性や知識が足りないと思っています。今後は、政策のビジョンを描くためにももっと勉強しようと思っています。ただ、無知も武器!凝り固まらず、色んな人の考えやアドバイスを参考に知識を増やしていきたいです。
- 取材・文
- 坂本祐麻(法学部2回生)