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571 -  学生が主体となって、地域に根付いたお祭に

学生が主体となって、地域に根付いたお祭に

堤 大地さん(政策科学部3回生)実行委員長:写真中央
吉川純由さん(政策科学部3回生)営業部長:写真右
萩原瑞希さん(政策科学部3回生)企画運営部長:写真左
第11回京都学生祭典実行委員会

  • No.571
  • 2013年10月1日更新
京都学生祭典は、産(産業界)・学(大学)・公(京都府・京都市)・地域からの支援・連携によって京都府にある大学から集った学生が中心となり、つくりあげる祭です。京都学生祭典は、10月の平安神宮・岡崎公園一帯で行われる本祭だけではなく、一年を通して地域社会との交流活動に取り組んでいます。具体的には、「おどりっつ」などのおどり手による「京炎そでふれ!」の普及活動や地域の方との清掃活動、夏祭りへの参加、夜間パトロールなどの活動です。




その活動をさらに活発化させるため、今年から新たに「年間交流部」を設置。また、「チャリティ活動~KYOTOHOKU~」を企画しました。第一弾として5月、実行委員とおどり手、総勢約100名が東日本大震災の被災地である宮城県仙台市や・松島市・名取市、福島県福島市・二本松市を訪れました。現地では、仮設住宅を訪問し、住民の方から地域の現状についてお話をうかがった他、「京炎そでふれ!」の披露や、福島大学の「災害ボランティアセンター」のみなさんとの交流も実施しました。さらに、第二弾では、被災地訪問だけで完結させるのではなく、東北で学んだ被災地の状況や東北の魅力を京都のみなさんに知ってもらうため、イオンモールKYOTOにてPRイベントを開催しました。



京都学生祭典の実行委員の活動では、普段の学生生活では、得られない貴重な経験を通じて、一人の“社会人である”ということを意識しました。企業や地域の方と接する際には、軽い考えや甘えは許されません。スケジュール管理の徹底や資料の確認など、先を見通す力と仕事の精確性を追及する力が身につきました。


みなさんに聞きました。

Q:苦労したことは?

堤さん:当日のスタッフを合わせると約1500名に及ぶ学生のリーダーとして、大きな組織をまとめ、目標達成のために同じ方向へみんなを導いていくという苦労を身にしみて感じました。実行委員としてのやりがいを感じて「来年もやりたい」とみんなに思ってもらうため、特に1、2回生の活動量を調整し、活動の楽しみを感じるような雰囲気づくりを心がけていました。実行委員の継続が組織全体の強化につながると考えています。

吉川さん:営業部長として、企業を訪問し協賛金を募る他、地域にも呼びかけて個人サポーターの募集などを行う仕事を担当しています。協賛企業の新規開拓では、京都学生祭典を知らない方に、協力を得ることがとても大変でした。しかし「学生の成長のための支援」を呼びかけ、私たちの熱意を伝えることで、新たな協賛企業を含む約80社の協力を得ることができました。

萩原さん:企画運営部の一員として取り組んでいた昨年までは「自分のやりたい企画」が実施される喜びがありました。しかし、企画運営部長となって、自分のやりたいことだけではなく、お客さんに「求められるもの」を考えなければいけませんでした。他部署やお客さんのニーズと実行委員の企画に対する想いとの狭間で、どうやって折り合いをつけて企画を進めていくのかということに苦悩しました。話し合いの場を設け、「本当にお客さんが望んでいる物は?」と実行委員に問いかけることで、みんなの意識も少しずつ変化していきました。

今年10月13日の本祭では、京都の食材を使った食のグランプリ「食企画」や、お子様が対象の「げんきっずスタジアム2013」、京都の魅力を伝える「京都博覧会」、「京炎そでふれ!全国おどりコンテスト」などを企画しています。お子様からお年寄りの方まで楽しんでいただくと同時に、大学生にも「学生が主体となってここまで大きな祭ができ上がる」ということを知ってほしいです。ぜひ参加して、京都の魅力と学生のパワーを感じてください!



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第11回京都学生祭典 本祭  ※雨天決行・荒天中止
日時:10月13日(日)11:00~20:30
場所:平安神宮/岡崎公園一帯

本祭当日、実行委員と共に運営する短期ボランティアスタッフ募集中!

京都学生祭典の概要・短期ボランティアスタッフの応募は、京都学生祭典公式WEBサイトでご確認下さい。
【ホームページ】
http://www.kyoto-gakuseisaiten.com/




  • 取材・文
  • 岡本敦子(法学部1回生)

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