時間以上の『満足』をお土産に
小薄浩起さん(理工学研究科 前期課程博士課程2回生)
伊藤新さん(理工学部2回生)
キャンパスナビゲーター
キャンパスナビゲーター(=キャンナビ)は、学外からBKCに来られた方々に向けて、キャンパス内をわかりやすく案内し、立命館がどんな大学なのか を伝える仕事をしています。案内する世代は、中高生から、その父母の方、商工会の方など、さまざまです。年間を通してたくさんの人々との出会いを楽しみな がら、貴重な時間をより価値のある時間にしてもらえるように努めています。
実 際に立命館で生活する学生が案内をするからこそ、立命館の魅力をよりリアルに伝えることができます。それはこれから大学進学を考えている中高生にとって は、重要な情報になります。ただ、大勢の人の前で自分たちが学んでいる場所の魅力を説明するのは、簡単そうでいて、なかなか難しいことです。説明する能力 やコミュニケーション能力が養われるというのも、キャンパスナビゲーターならではの魅力です。
最後にお2人にキャンナビへの思いや目標を、それぞれ語っていただきました!
【小 薄さん】 夢を持って日々、成長してきた自分の経験を訪問した中高生に伝え、夢を持つことの大切さを知ってもらいたいです。そして、立命館大学のことをリ アルに伝えながら、自分がキャンナビとして培った経験を後輩たちにも伝えていきたいです。出会ってから別れるまで1時間。その限られた時間以上のものを キャンナビに参加していただいた方々に持って帰ってもらいたいと考えています。ここで過ごした記憶を、頭の片隅の中に残していてもらえるとうれしいです ね。
【伊藤さん】 高校時代からあこがれていたキャンナビ。オープンキャンパスでキャンパスを案内してもらった事は、今でも心に残っていま す。自分自身も、キャンナビとして、一人でも多くの人の心に何かを残せるように、「伝える力」「ひきつける力」をつけたいです。まだ3回目の活動なのです が、多くの人々との出会いで、初対面の方と打ち解けられる力がつきましたし、視野も広がりました。これからは、先輩たちのナビゲートの「ワザ」を一つでも 多く盗み、自分にあこがれて、たくさんの後輩たちが入学してくれるように、がんばりたいです。
- 取材・文
- 木村 優樹(経営学部5回生)