準硬式野球とは、中身は硬式ボールの素材、外見は軟式ボールのゴムの素材でできたボールを使う野球です。準硬式野球部の特徴は野球と学業、そして私生活をメリハリをつけて両立できるというところです。

今年の春、準硬式野球部は関西地区大会に出場し、優勝しました。昨年、主将になった私は、部内の改革をしました。それまでのチームの姿勢を改め、規律のあるチームにしたのです。スポーツ推薦で入学した私にとって、そうやってチームを変えていくことが自分の使命であるように感じられたのです。そうしてチームを変えた結果の優勝。感極まりました。

関西地区大会では2回戦で昨年、優勝している強豪・京都産業大学と戦いました。2回戦で勝つと全国大会への切符を得られることになっていたので、絶対に負けられない試合でした。私はケガの影響で途中までしか試合に出られませんでしたが、立命館大学の準硬式野球部では主将が采配を振るうので、試合中は気が抜けませんでした。結果的には10－1で勝利。強豪校を倒しての全国大会出場決定でしたが、あくまでも目標は関西地区大会優勝だったので、「まだ次がある」という思いが強く、嬉しいとは思いませんでした。

全国大会では1回戦で昨年、全国優勝をしている中央大学と対戦します。関西地区大会と同じように、強いチームに勝利し、優勝を目指したいですね。