手づくりの温かさをサークルで共にする
尾崎理奈さん(文学部3回生) 代表 写真:左
近藤牧穂さん(産業社会学部3回生)副代表 写真:右
立命館大学で初となる手芸サークルを発足
手芸サークル「Rowan(ロワン)」の代表を務める尾崎理奈さん(文学部3回生)は、子どもの頃から手芸に慣れ親しんできました。学生数が多い立命館大学には当然「手芸サークル」があると思っていましたが、入学後、いくら手芸サークルを探しても、存在しないことが分かります。大学という場所で手芸の楽しさを伝え、手芸を通じて交流の輪を広めたいと決意し、1回生の秋、わずか5名でサークルを発足。地道な呼びかけによって徐々にメンバーも増え、昨年夏、公認登録団体に認定されました。
今回は代表の尾崎さんと副代表の近藤牧穂さん(産業社会学部3回生)にお話を伺いました。
みなさんは「手芸」と聞いて、“難しい”“大変”とイメージしませんか?針と糸を使った細かな手作業を連想する人がほとんどではないでしょうか。「手芸」と言っても裁縫だけではなく、本物のお菓子のような小物ができるスイーツデコ(デコレーション)」や紙バンドを使ってかごがつくれる「エコクラフト」などジャンルは数多くあります。

私たち手芸サークル「Rowan」は、「手芸を通じて手づくりのぬくもりや、ものに対する愛着を、仲間やサークル以外の人々と共有する」という理念を掲げ誕生しました。学内の活動では、短時間(1,2コマ)で完成できる簡単な作品を中心に、ビーズアクセサリーや羊毛フェルトストラップ、くるみぼたん髪ゴムなどを作製しています。また学外では、幼児から児童を対象とした「ちびっこ手芸教室」の開催や、他大学の手芸サークルとの交流にも取り組んでいます。

公認登録団体としての活動は、全てが初めての経験ばかりなので、手探りで進めています。たとえば新入生歓迎の準備では、チラシ制作や看板設置の時期などの情報も自ら収集しなければなりません。前例に倣ったり、比較したりしながら活動することができず苦悩することがありますが、認可をきっかけに大学の公認登録団体であるということや、メンバーを束ねるという責任を強く意識するようになりました。さらには、サークルの運営をする上では、1人で仕事を抱えこまず、仕事をメンバーで分担し、仲間に頼ることも必要だと学びました。

共に完成の喜びと達成感を味わう仲間の存在や、「ちびっこ手芸教室」で作品づくりに熱中する子どもたちの無邪気な笑顔によって、私たち自身の手芸に対する想いも一層強まりました。「気軽で簡単に楽しめる手芸」をモットーに、これまで手芸に対し興味・関心がなかった層にもアプローチしていきたいと思います。若者の手芸離れや手芸人口の減少に歯止めに貢献できるような団体として成長したいです。
※サークル名「Rowan」は「西洋七竈(セイヨウナナカマド)」という樹から名づけました。「西洋七竈(セイヨウナナカマド)」の名の由来には、7回竃(かまど)で焼かれても燃えないという意味があります。その名にもとづいて、私たちの活動も「ただかわいいだけではなく、手作りでも丈夫な作品を作ること」を目指しています。夏には白い花を、秋には赤い実をつけ1年中私たちを楽しませる西洋七竈。この成長のように、作品の種類が偏ることなく、さまざまな作品に挑戦することで、活動する人はもちろん、作品を見る人にも年中楽しんでもらえるサークルでありたいと思います。

【お知らせ】
☆手芸体験会(くるみボタン髪ゴム)&入会説明会
4月3日(木)~5日(土):12時~17時 @存心館前82番ブースにて
☆新歓祭典 手芸展示会&10分deハンドメイド
4月26日(土):12時~17時 @BKC コラーニングハウスⅡ C505号室
その他のイベント情報・定期活動については、
TwitterもしくはHPでご確認ください。
Twitter
https://twitter.com/ritsumei_rowan
HP
http://ameblo.jp/rowan-12/
今回は代表の尾崎さんと副代表の近藤牧穂さん(産業社会学部3回生)にお話を伺いました。
みなさんは「手芸」と聞いて、“難しい”“大変”とイメージしませんか?針と糸を使った細かな手作業を連想する人がほとんどではないでしょうか。「手芸」と言っても裁縫だけではなく、本物のお菓子のような小物ができるスイーツデコ(デコレーション)」や紙バンドを使ってかごがつくれる「エコクラフト」などジャンルは数多くあります。
公認登録団体としての活動は、全てが初めての経験ばかりなので、手探りで進めています。たとえば新入生歓迎の準備では、チラシ制作や看板設置の時期などの情報も自ら収集しなければなりません。前例に倣ったり、比較したりしながら活動することができず苦悩することがありますが、認可をきっかけに大学の公認登録団体であるということや、メンバーを束ねるという責任を強く意識するようになりました。さらには、サークルの運営をする上では、1人で仕事を抱えこまず、仕事をメンバーで分担し、仲間に頼ることも必要だと学びました。
※サークル名「Rowan」は「西洋七竈(セイヨウナナカマド)」という樹から名づけました。「西洋七竈(セイヨウナナカマド)」の名の由来には、7回竃(かまど)で焼かれても燃えないという意味があります。その名にもとづいて、私たちの活動も「ただかわいいだけではなく、手作りでも丈夫な作品を作ること」を目指しています。夏には白い花を、秋には赤い実をつけ1年中私たちを楽しませる西洋七竈。この成長のように、作品の種類が偏ることなく、さまざまな作品に挑戦することで、活動する人はもちろん、作品を見る人にも年中楽しんでもらえるサークルでありたいと思います。
【お知らせ】
☆手芸体験会(くるみボタン髪ゴム)&入会説明会
4月3日(木)~5日(土):12時~17時 @存心館前82番ブースにて
☆新歓祭典 手芸展示会&10分deハンドメイド
4月26日(土):12時~17時 @BKC コラーニングハウスⅡ C505号室
その他のイベント情報・定期活動については、
TwitterもしくはHPでご確認ください。
https://twitter.com/ritsumei_rowan
HP
http://ameblo.jp/rowan-12/