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623 -  初体験の連続?! 能登半島ツアーづくり!

初体験の連続?! 能登半島ツアーづくり!

田中博之さん(産業社会学部4回生)写真:左
石塚慎也さん(国際関係学部4回生)写真:右

北陸カレッジで石川県能登半島の旅プランを作成する

  • No.623
  • 2014年4月8日更新
2013年夏、僕たちは北陸三県誘客促進連携協議会とJR西日本が主催する「北陸カレッジ(石川)」に参加しました。北陸カレッジとは、北陸三県の観光地にて大学生が、さまざまな体験を行い、旅行ツアーを企画提案するプロジェクトです。関西や北陸から3大学4チームが集まりました。僕たち「立命館大学チーム」は、学生オフィスの呼び掛けにより、さまざまな学部から集まった学生8名です。プロジェクトは、4日間の現地体験実習からスタート。石川県の観光地を巡りながら地元の魅力や特徴を研究し、その後、京都にもどってプラン作成に取り掛かりました。



知り合って間もないメンバーは、取り組みに対する温度差があり、意見交換ですら思うようにできない状況の上、次から次に出される課題に追われてしまい、プランづくりを進めることにも苦労しました。チーム全体の意識を高めるため、メンバー一人ひとりとの会話を増やしたり、活動日をシフト化したり、次のミーティングまでに宿題を出したりするなど、試行錯誤を重ねながらプランを形にしていきました。

中間報告を一週間後に控えた日のこと。チームに転機が訪れました。僕たちがそれまで考えていたプランの内容と主催者側が求める要求の内容に食い違いが生じていることが判明したのです。その要求を満たすため、ツアーの内容や工程を一から見直すことに。徹夜の作業が続きました。このプロジェクトに対する僕たちの想いが伝わったのか、その時からメンバー全員の意識が変わってきたのです。チームがようやく一つになれた瞬間でした。




11月の最終報告では、審査員を務める大手旅行会社の重役の方々や大学関係者など、約100人の聴衆の前で、ツアーのプレゼンを行いました。僕たちが完成させたプランは、能登半島を巡りながら地元の魅力を体験する二泊三日の旅「弟子入りの旅~何でも挑戦~体験文化ラリー」。地元の食を味わうことや、輪島の塩づくり体験・珠洲岬のヨガ体験など、関西で暮らす僕たち学生にとって「未知の体験」を経験することができるのは、石川県に豊かな自然があるからこそだと考え、「自然の魅力」を軸に設定した大学生向けのプランをつくりました。



発表後、ある企業の方から直々に「コンセプトがしっかりしていてよかった」と評価していただくことができました。僕たちのプランに関心を示してくれたこと、認めてくれたことが、自信となり大きな喜びになりました。残念ながら最優秀賞は逃してしまったものの、仲間とともに納得のいくプランを完成させることができたので、とても満足しています。このプロジェクトを通じて、チームや組織の一員として、“自分にできることは何か”と考えながら、常に「当事者である」という意識を持つことや、他者の意見を尊重すること、自分の考えをまとめて相手に伝えることができるようになりました。約4カ月という時間のなかで、仲間と苦楽を共にしたことや1つのものをつくり上げた経験は、自分たちの成長の糧になったと感じています。今まさに奮闘中の就職活動に生かされていますし、これかの人生においても生かしていきたいと思います。


お二人が参加された北陸カレッジ(石川)のツアー・パンフレットはコチラ

北陸カレッジで考案されたツアーが「JRお出かけネット」で紹介されています。
http://www.jr-odekake.net/navi/hokurikucollege/index.html

  • 取材・文
  • 安藤美月(産業社会学部3回生)

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