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小さい頃からの憧れの舞台へ!

(左から)加藤純平さん(理工学部3回生)
            麻生翔太さん(理工学部3回生) ロボット技術研究会代表
            平山健太さん(理工学部2回生)

ロボット技術研究会が「NHK 大学ロボコン2014」に出場決定!

  • No.636
  • 2014年5月27日更新
私たちロボット技術研究会は、会員数約50人の理工学部プロジェクト団体です。歴史も長く、BKC設立当初から続いています。日頃の活動としては、さまざまなロボットコンテストへの参加を目指し、ロボット製作を行っています。また、小学校でのロボット操縦体験、製作体験を通してものづくりの楽しさを知ってもらうなどの地域貢献活動も積極的に行っています。

今回私たちは2年ぶりに「NHK 大学ロボコン2014」に出場することになりました。この大会には、厳しい書類審査とビデオ審査を通過した全国の18チームが参加します。優勝チームは、アジア・太平洋地域の国と地域を代表する大学チームによるロボットの競技会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」の日本代表となります。

毎年競技課題が設定されていて、その課題をどれだけ正確に素早くこなせるかが評価のポイントです。今年の競技課題は、親ロボット、子供ロボットの2つを駆使して、3分以内に公園の遊具に似せた4つの課題(シーソー・ポールウォーク・ブランコ・ジャングルジム)をこなしていくというものです。

        

今回のロボット製作で特に重点を置いたのは「機動性」と「剛性」です。「機動性」は今回の課題で最も重要なポイントです。「素早く縦横無尽に動ける」ようにするため、タイヤの形を工夫してロボットが正面を向いたままでも素早く8方向へ移動できるようにしました。

「剛性」とはロボットの丈夫さのことですが、頑丈にしすぎると機体が重くなってスピードが落ちてしまいます。機動性を確保するために、今まで使っていたモーターから力の強いものに変えてみたり、空気の力を用いてロボットを動かす「空気圧」という新しいアイデアを導入してみたりしました。
 
ロボットが初めて動いた瞬間、まず「自分たちの設計・プログラミングどおりに動いてよかった」という安心感がありました。しかし、いくつかの改良点も見えてきたので細部のブラッシュアップを続けていきました。そして運命の書類審査。見事通過することが出来ました。出場の知らせを聞いたとき、喜びよりもまず驚きの方が大きかったです。ビデオ審査用のビデオが満足のいく出来ではなかったので、審査を通過して強豪ひしめく大会に出られるということが信じられなかったからです。

一昨年も本戦に出場しましたが、予選で敗退しています。今年こそは予選リーグ突破を目標にしていますが、それと同じくらい、ロボットが競技課題を正確にクリアすることが大事だと思っています。勝ち負けにこだわりすぎると、肝心なところで普段はしないような失敗をしてしまいます。今回の課題は、相手のロボットとぶつかり合うようなものではなく、それぞれのフィールドが独立しています。だからこそ、自分たちのロボットと課題にのみ集中して、大会に挑みたいと思っています。

  

Q.「NHK 大学ロボコン」への意気込みをお願いします!
A. (加藤さん)
僕は親ロボットの設計加工を担当しました。子どもの頃見ていたロボコンの舞台に立てるのがすごく嬉しいです。厳しい書類審査もあり、誰しもが出られるわけではないので、競技で得られる知識や経験をこれからの学生生活に活かしていきたいと思っています。

 (平山さん)
僕は子供ロボットの設計全般を担当しました。この大会は大学の学部生のみが参加できる、他のロボコンとは違った大会なので、良い経験になると思います。6月1日の本番当日までロボットをさらにいいものに仕上げて臨みたいです。

(麻生さん)
ロボットの制御担当です。操縦も担当しています。全国の大学がこのように一つの大会に集まるのはこの大会くらいなので、他大学と交流ができるのも楽しみにしています。本番は緊張しすぎて操縦が出来なくなるなんてことにならないように、自分が出来ることを全力で出し切るのみだと思っています!


~NHK大学ロボコン放送予定日~

7月21日(月・祝)午前10時5分~10時59分  [総合テレビ]


  • 取材・文
  • 佐々木 邦男(経済学部3回生)

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