お酒で楽しい時間を!茨木市の人々をつなげるビールをつくる
(写真左から)
絹野 愛さん(経営学部4回生):東筑紫学園高等学校出身
古川愛菜さん(経営学部4回生):天王寺商業高等学校出身
岡部周平さん(経営学研究科博士課程後期課程2回生):立命館宇治高等学校出身
福島瑶子さん(経営学部4回生):立命館宇治高等学校出身
この春、大阪の茨木市に立命館大学の新キャンパス、大阪いばらきキャンパス(以下OIC)が開設しました。私たちはこれを祝う形で、茨木の地ビール「IBR(アイビール)」とワイン「goounte」を発表しました。
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このプロジェクトに参加したきっかけは経営学部の善本哲夫先生に声をかけられたことでした。OICの場所がサッポロビール工場の跡地であることや、北摂地域にビール工場が多いことから、ビールやワインを介して地域と企業、学生がつながろう!という目的のもと産学連携で地ビールをつくるプロジェクトがスタートしました。プロジェクトが目指すものは、「幸せになるビール」をつくること。私たちはまず、アイデアを付箋に書き出したり、ビールのイベント会場で市民にアンケートをとったりするなど、”幸せ”について考えてみました。そして、私たちがたどり着いたビールのコンセプトは、喜びを共有したり、楽しさをシェアしたりすることで人とつながること。私達が完成させたこのビールはつながりを大切にしたお酒です。
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コンセプトを考えることや、ビールとワインを完成させるまでの道のりは平たんではありませんでした。大阪府柏原市のワイナリーへワインづくりの協力をお願いに行ったところ、社長から「学生は続かないから農園に入れたくない。本当にやる気があるのか?」と拒まれました。何とかお願いして協力してくださることになり、昨年6月ぶどう農園での作業が始まりました。農園での作業は、枝の剪定や実の収穫、収穫後の別の農園の開墾です。それまで農作業の経験がなかった私達にとって、農作業は体力的にもとても厳しいものでした。それゆえ、突然活動から離脱する学生もでてしまい、残ったメンバーでの調整に苦労しました。しかし、農園を訪れるたびに、最初は厳しかった社長が「おう!またきてくれたんか!ありがとう」と笑顔で喜んでくれるようになりました。これまであまり関わる機会がなかった親世代の大人の方と交流することができ、心がつながっていくにつれ作業も楽しくなっていったと思います。
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一方ビールは、数あるビールのタイプの中から、私たちは、フルーティーで苦味の少ない「ヴァイツェン」と日本のビールに近い苦味のある「レッド・エール」を選び、ラベルを私たちが考えました。プロジェクトの途中には一緒に取り組んでいた別の学生団体との方針がぶつかり合うことがあり方向性を見失ってしまうことがありましたが、「このビールで茨木の人々と仲良くなりたい」「楽しく飲みたい」という思いは最後まで貫きやり遂げました。
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酒販免許がないため、販売の予定はありませんが、今後は大阪モノレールの方々と協力した企画を開催する予定です。私たちのビールプロジェクトはまだ始まったばかりです。
このプロジェクトに参加したきっかけは経営学部の善本哲夫先生に声をかけられたことでした。OICの場所がサッポロビール工場の跡地であることや、北摂地域にビール工場が多いことから、ビールやワインを介して地域と企業、学生がつながろう!という目的のもと産学連携で地ビールをつくるプロジェクトがスタートしました。プロジェクトが目指すものは、「幸せになるビール」をつくること。私たちはまず、アイデアを付箋に書き出したり、ビールのイベント会場で市民にアンケートをとったりするなど、”幸せ”について考えてみました。そして、私たちがたどり着いたビールのコンセプトは、喜びを共有したり、楽しさをシェアしたりすることで人とつながること。私達が完成させたこのビールはつながりを大切にしたお酒です。
コンセプトを考えることや、ビールとワインを完成させるまでの道のりは平たんではありませんでした。大阪府柏原市のワイナリーへワインづくりの協力をお願いに行ったところ、社長から「学生は続かないから農園に入れたくない。本当にやる気があるのか?」と拒まれました。何とかお願いして協力してくださることになり、昨年6月ぶどう農園での作業が始まりました。農園での作業は、枝の剪定や実の収穫、収穫後の別の農園の開墾です。それまで農作業の経験がなかった私達にとって、農作業は体力的にもとても厳しいものでした。それゆえ、突然活動から離脱する学生もでてしまい、残ったメンバーでの調整に苦労しました。しかし、農園を訪れるたびに、最初は厳しかった社長が「おう!またきてくれたんか!ありがとう」と笑顔で喜んでくれるようになりました。これまであまり関わる機会がなかった親世代の大人の方と交流することができ、心がつながっていくにつれ作業も楽しくなっていったと思います。
一方ビールは、数あるビールのタイプの中から、私たちは、フルーティーで苦味の少ない「ヴァイツェン」と日本のビールに近い苦味のある「レッド・エール」を選び、ラベルを私たちが考えました。プロジェクトの途中には一緒に取り組んでいた別の学生団体との方針がぶつかり合うことがあり方向性を見失ってしまうことがありましたが、「このビールで茨木の人々と仲良くなりたい」「楽しく飲みたい」という思いは最後まで貫きやり遂げました。
酒販免許がないため、販売の予定はありませんが、今後は大阪モノレールの方々と協力した企画を開催する予定です。私たちのビールプロジェクトはまだ始まったばかりです。