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ホッケーのフィールドで世界を見据える~ホッケー日本代表さくらジャパンに選出~

一谷奈歩さん(産業社会学部4回生)
女子ホッケー部主将

  • No.726
  • 2015年6月2日更新
私の地元である京都府船井郡京丹波町ではホッケーが盛んで、ホッケースポーツ少年団に所属していた2人の兄の影響を受けて小学1年生から始めました。長距離が得意で、中学生の頃1500mで全国大会に出場したこともありましたが、自分の中でいちばんやりたいことはずっと「ホッケー」でしたね。ホッケーの魅力は、なんといっても“スピード感”。スピードもありボールも硬いのでケガをすることもありますが、スティックの片面だけでボールを操るという、激しさの中にある繊細さが魅力だと思います。



平日の練習は4回生が中心となり練習メニューを考えています。チームをつくるということは大変なことですが、そこにやりがいと面白みを感じています。一方4回生としての責任の重みを強く感じます。コーチから求められることを後輩たちに教えることと、自分たち自身もそれができることを求められます。ただ言葉で伝えるだけではなくて、実際に動きも見せて教えているのですが、互いに信頼関係がないと相手も聞いてくれないし、理解してもらえないので、メンバーの関係やチームの雰囲気、伝えるタイミングには気を遣っていますね。



さくらジャパン(女子ホッケー日本代表)として去年11月に初めて選出され、合宿の参加と国際大会に出場しました。国際大会で感じたことは、海外の選手はパス・走り・判断が速く、パワーも圧倒的に力があったこと。ゲームのスピードについていくだけでも凄く大変でしたが、とても貴重な経験となりました。また、女子ホッケーが盛んなアルゼンチンでは、熱狂的なファンが多く、無名な私にも、スタンドからTシャツを下ろして「書いて、書いて!」とサインを求められました。そのときに文化の違いを感じましたね。ホッケーが盛んな国では、観客がホッケーのルールを理解していて、相手チームでも良いプレーには拍手がおこります。そういうところは、「すごくいいな」と思いましたし、日本もそんな風になったら嬉しいなと思いました。



部としては、秋にOICフィールドで行われる全日本学生選手権大会(インカレ)での優勝を1番の目標に掲げています。現在、大学女子ホッケーは、天理大学・山梨学院大学・東海大学、そして立命館大学が四強です。この四大学では大きな実力差はないと感じるものの、毎年僅差で勝ちきれていないのが事実です。私が1回生の頃から毎年順位を上げてきているので、今年は1位しかないと思っています。個人としては、国際大会を経験してから、自分の実力が「今のままでは全然ダメ」ということに気づいたので、今年は最後の“学生のホッケー”に励み、卒業後は社会人としてホッケーを続けていくつもりです。2020年の東京五輪出場に向けてがんばろうと思っています。「世界」を見据え、力を伸ばして海外の選手と張り合えるような選手になりたいと思います。
 

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