ラグビーの楽しさを広めたい~レフリー・子どもたちとの交流を通して~
木俣俊祐さん(経営学部3回生)
私がラグビーを始めたのは中学1年生の時です。ボールを持っている人以外にも一人ひとりに役割があるというラグビーの魅力にはまり、一生関わっていきたいと思いましたが、一方で自分の体格や能力を考えたとき、将来プロ選手になるのは難しいと感じていました。そんな中、当時の監督がレベルの高いレフリーの資格を持っていたこともあり、「今後日本でよりレベルの高い試合が多く行われるためには、レベルの高いレフリーが必要になる」と感じ、レフリーを目指すことにしました。
高校では選手をしながらレフリーの勉強を始め、17歳でC級レフリーの資格を取得しました。日本ではレフリーの資格を取れるのが17歳からなので、国内最年少かなと思います。大学ではチームレフリーとマネージャーをしています。選手としてプレーしたいと思うこともありますが、国際レフリーになりたい、日本で行われる国際試合を増やしてラグビーの楽しさを知ってほしいという夢を優先しました。

昨年8月にB級ライセンスを取得し、8月から今年3月まで経営学部の留学プログラムでイングランドに行きました。経営学や英語を学びながら、放課後や週末はレフリーとしての実践を積みました。レフリーは審判とは少し違い、試合をオーガナイズする能力が求められます。試合中に選手とコミュニケーションをとり、きちんと受け答えをしないと選手に認めてもらえません。アジア人のレフリーは珍しく、選手に「大丈夫か?」と思われることもありましたが、「さっきのプレーは危なかったから気をつけて」などコミュニケーションをとり続け信頼を得ることでゲームがスムーズに進みました。30試合ほどのレフリングを担当し、日本ではできない経験ができたと思います。
今年6月にはOIC一期生として地域とのつながりを作っていきたいという思いから、ゼミの指導教授である善本先生と所属するラグビー部員で、ラグビーのキッズスクールを計画しました。キャンパスに隣接する岩倉公園を利用している子どもたちに、ラグビーボールに触ってみてもらったり、不規則な転がり方を体験してもらったりしました。少し慣れてきたところで、ボールをパスしてキャッチ、タックルバッグに当たる、3人で1人を持ち上げる「ラインアウト」の体験などをしてもらいました。

泥んこ・危険というイメージもあるラグビーですが、始めは驚いたり怖がったりしていた子どもたちから次第に「もう一回!」との声も上がり、楽しさを味わってもらえたと思います。後期にも何回か実施し、地域とのつながりがさらに深くなればと思っています。
今後の目標は、日本国内に資格を持つ人は数人しかいない、大きな国際試合でレフリングができる「国際パネル」の資格取得です。レフリーとして専門知識を増やすとともにラグビーの草の根の活動も続けながら、日本でのラグビー普及に貢献していきたいと思います。

高校では選手をしながらレフリーの勉強を始め、17歳でC級レフリーの資格を取得しました。日本ではレフリーの資格を取れるのが17歳からなので、国内最年少かなと思います。大学ではチームレフリーとマネージャーをしています。選手としてプレーしたいと思うこともありますが、国際レフリーになりたい、日本で行われる国際試合を増やしてラグビーの楽しさを知ってほしいという夢を優先しました。
昨年8月にB級ライセンスを取得し、8月から今年3月まで経営学部の留学プログラムでイングランドに行きました。経営学や英語を学びながら、放課後や週末はレフリーとしての実践を積みました。レフリーは審判とは少し違い、試合をオーガナイズする能力が求められます。試合中に選手とコミュニケーションをとり、きちんと受け答えをしないと選手に認めてもらえません。アジア人のレフリーは珍しく、選手に「大丈夫か?」と思われることもありましたが、「さっきのプレーは危なかったから気をつけて」などコミュニケーションをとり続け信頼を得ることでゲームがスムーズに進みました。30試合ほどのレフリングを担当し、日本ではできない経験ができたと思います。
今年6月にはOIC一期生として地域とのつながりを作っていきたいという思いから、ゼミの指導教授である善本先生と所属するラグビー部員で、ラグビーのキッズスクールを計画しました。キャンパスに隣接する岩倉公園を利用している子どもたちに、ラグビーボールに触ってみてもらったり、不規則な転がり方を体験してもらったりしました。少し慣れてきたところで、ボールをパスしてキャッチ、タックルバッグに当たる、3人で1人を持ち上げる「ラインアウト」の体験などをしてもらいました。
泥んこ・危険というイメージもあるラグビーですが、始めは驚いたり怖がったりしていた子どもたちから次第に「もう一回!」との声も上がり、楽しさを味わってもらえたと思います。後期にも何回か実施し、地域とのつながりがさらに深くなればと思っています。
今後の目標は、日本国内に資格を持つ人は数人しかいない、大きな国際試合でレフリングができる「国際パネル」の資格取得です。レフリーとして専門知識を増やすとともにラグビーの草の根の活動も続けながら、日本でのラグビー普及に貢献していきたいと思います。