冬の夜、いつもの電気とは違う、あたたかいキャンドルのあかりはとても美しいと思います。そのなかでのおだやかな音楽ライブ。フェアトレード製品のドリンク提供も行う予定です。

衣笠キャンパスの近隣の方々との音問題に触れた際に、地域の方々と何か歩みよる方法はないだろうか、静かであたたかい音楽に触れてもらう機会はないだろうか、と漠然と考えていました。また、「100万人のキャンドルナイト」というスローライフ運動のイベントで、よくキャンドルの美しい照明の中でライブが開催されており、それにも興味を持っていました。自分も音楽活動を行っているので、きれいなキャンドルの明かりでライブをしてみたいな、そして地域の方々にそういった音楽や空間を楽しんでもらいたいな、というところが合致して企画に至りました。

一からのイベントの立ち上げや実施は初めての体験なので、メンバーと探りあいながら進めていますが、当日の会場の雰囲気など、まだ予測がつかないところも多く、不安もありますが、あたたかい時間をお届けできるように頑張っていきたいと考えています。

この企画は、音問題へのひとつのアプローチとしての面がありますが、単に音問題を考えるだけではなく、自分の周囲を考える機会になればいいなと考えています。
キャンドルのあかりの中で過ごす時間のなかで、日々使っている電気やエネルギーのことを考える。あたたかい音楽のなかで、その日の楽しさを改めて考える。さまざまな人が集まる空間のなかで、身近な人びとについて考える。そんな時間にしたいと考えています。ぜひぜひお越し下さい。