立命館大学
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大学生による「京都の魅力」発見・発信プロジェクト

Data

[企画名] 大学生による「京都の魅力」発見・発信プロジェクト
[実施日程] 年間において企画
<学生シンポジウム>
2010年12月25日(土)
<フォーラム>
2011年1月13日(木)
[実施団体] 立命館大学外国人観光プロジェクト
留学生と日本人学生が協力し合い、京都を学び、大学周辺地域の新たな魅力を見出し、多言語で京都環境情報として、インターネットサイトや京都観光に関する学生シンポジウムの開催を通じて、世界に向けて発信していく。
 
Message  
一番の見所

立命館大学外国人観光プロジェクトでは、大学生と留学生が協力して京都を学び、その魅力を発見し、そして多言語で京都観光情報を発信することを目指しています。

プロジェクトの見所は3つあります。

まず、①12月25日(土)に嵐電との共催で実施する『観光情報発信 学生企画シンポジウム』です。シンポジウム開催の狙いは、観光に関わる活動を行っている学生諸団体相互のネットワークづくりです。

次に、②京都歴史回廊協議会HPの姉妹版として「京都観光学生・留学生ネットワークHP」の立ち上げ(12月末予定)。これにより、観光に関わる学生諸団体の研究成果蓄積の場の構築を目指します。今年度までに作成した大学周辺の多言語観光マップもここにアップする予定です。

そして、③産官学が共に観光について考える場として、2011年1月13日(木)に朱雀キャンパスホールで開催される嵐電開業100周年・立命館創立110周年記念「観光フォーラム」への参加です。私たちは午前の部に、学生3団体の一つとして報告します。

この企画を
考えたきっかけ

京都には世界各国から観光客が訪れます。とくに近年、アジア圏からの観光客数の増加には目を見張るものがあります。しかし、観光案内の多言語化は十分進んでいるとはいえません。

この現状を受けて、産業社会学部小澤ゼミでは一昨年・昨年と多言語による観光マップを作成し、外国人観光客への情報支援を行ってきました。活動を続ける中で、観光に関わる諸団体が連携することで京都の観光をさらに盛り上げていけるのではないかという新たな課題が浮かび上がってきました。

そこで、民間、行政、学内外を問わず、観光に関わる外部団体とも連携し、留学生を含む学生のネットワーク化を目指すこととなりました。

企画実施に向けて
一番苦労していること

企画では、京都歴史回廊協議会や嵐電をはじめとする様々な団体と関わっています。すべての団体の意見がはじめから一致することはなく、少しずつ意見をすり合わせていかなくてはなりません。こうした調整は大学生活の中であまり体験することではないので難しく感じますが、何を譲りどこを主張すべきか、という調整力が鍛えられるよい機会であると感じます。

また、留学生とは、自分の不得意な言語でコミュニケーションをとり、意図を伝えなくてはならないこともあり非常に苦労します。しかし、やり取りを繰り返す中で仲が深まり、本音で語り合えた時には喜びを感じます。コミュニケーションの基盤は、互いの熱意と誠意にあることを実感しています。

学生へのメッセージ

『観光情報発信 学生企画シンポジウム』は、現在参加団体を公募中です。日本国内に通学している中学生から大学生までの団体、もしくは個人であれば応募可能です。公募要綱は嵐電にお問い合わせください[075-841-9381(担当:川本・堂園)]。皆さん、奮ってご応募ください。