卒業・就活するあなたへ

「働く」とはどういうことだろう?

今、社会の第一線で活躍する立命館大学の卒業生に、「働く」を語ってもらいました。
そこには、いつまでも夢に向かって走り続ける力強い姿がありました。
決して、華やかでも平坦でもないストーリー。常に自分に正直に、地道に努力することが喜びや成功につながっていました。
この春、立命館大学を卒業するあなた、就職活動するあなたへ、3名の先輩からのメッセージを送ります。

杉江理さん

杉江 理さん(2005年経営学部卒)

次世代パーソナルモビリティ「WHILL Type-A」を開発。

1982年生まれ。静岡県浜松市出身。2005年経営学部卒業。日産自動車開発本部を経て、一年間中国南京にて日本語教師に従事。その後2年間世界各地に滞在し新規プロダクトの開発に携わる。2010年、車いすユーザから始まるパーソナルモビリティをテーマに「WHILL」を立ち上げる。2012年の東京モーターショーにて初号機となる「WHILL Concept」を発表。その後、世界各地から予想を遥かに超える反響があり2012年5月に「WHILL」を法人化し、「株式会社WHILL」を設立。現在は米国シリコンバレーを拠点に活動。2年以上の開発・テスト期間を経て、2014年10月に電動パーソナルモビリティー「WHILL Type-A」を発売予定。世界経済フォーラム(ダボス会議)GSC30歳以下日本代表。日経ビジネスが選ぶ「2014日本の主役100人」の1人。

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南 海音子さん

南 海音子さん(1999年 理工学部卒)

宇宙のロマンに魅せられて。
世界最先端「イプシロンロケット」の
開発に携わる。

1976年生まれ。東京都小笠原村出身。1999年理工学部を卒業。NADSA(宇宙開発事業団:現JAXA 宇宙航空研究開発機構)に入社。人工衛星の打ち上げ・国際宇宙ステーションへの補給などの多様な輸送需要に対応する液体燃料ロケット「H-ⅡAロケット」、「H-ⅡBロケット」の搭載電子機器の開発に従事。現在は、高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケット「イプシロンロケット」の電気系統のシステム開発のチームリーダーとして従事。イプシロンロケット開発チームの一員として、2013年9月の打ち上げ成功に貢献する。

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箱田哲也さん

箱田哲也さん(1988年文学部卒)

現場に向き合い、事実を追った報道こそが
世界をつなぐ。

1965年生まれ。大阪府大阪市出身。1988年文学部を卒業。朝日新聞入社。初任地で鹿児島支局に配属後、韓国・延世大学に語学留学。1997年沖縄・那覇支局員となり、沖縄の米軍基地問題などを取材。外報部(外務省担当)を歴任後、1999年にソウル特派員。翌2000年には史上初となった韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日総書記の歴史的首脳会談を報じる。その後、名古屋本社社会部次長、東京本社外報部次長(朝鮮半島担当)、ソウル支局長を歴任し、2013年より朝日新聞社論説委員(国際担当)を務める。

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