スポーツで子供達の可能性を広げる

今回カンボジアへ行った目的は2つあります。 1つ目にSTROPSの活動理念である「スポーツで子供達の可能性を広げる」という理念のもとに考えたカンボジアでのスポーツ企画を実施すること、2つ目に、カンボジアの様々な場所に行き、様々な人と出会い「カンボジアがどんな所なのかを知る」ことでした。
この企画を行うために、何ヶ月も前から話し合った企画を、シェムリアップという都市から離れた小学校で実施させて頂きました。その小学校に通う子供達は、日本語はもちろん、英語も通じません。 クメール語という現地の言葉を使っています。 今回の企画には、カンボジア人のワットさん、名古屋女子短期大学の古山先生に協力していただきました。英語の訳を考えたり、クメール語もいくつか覚えたり、準備はして行ったつもりですが、やはり上手くいかないことだらけで、言語の壁の大きさを感じました。

言葉の壁をのりこえて

しかし、ワットさん、古山先生、現地の先生方、小学校の生徒たち、たくさんの人のおかげで自分たちが考えていた企画を何とか形にすることができました。ラジオ体操や、人間椅子、ムカデ競争、大縄跳び、馬跳び、足じゃんけんなど、日本でもポピュラーな運動や遊び。カンボジアの子供達がこれを元気よく、楽しそうにやっている姿を見ることができ、本当に嬉しかったです。言語の壁はありましたが、スポーツはやはり世界共通で楽しめるものだという事を改めて感じることができました。 来年も同じ学校で企画をさせて頂けるということなので、今回の反省を生かし、準備期間をしっかりと取り、進化した企画ができればと思っています。
今回の渡航で、現地の様々な場所の学校、様々な人達と出会えた事で、以前よりもカンボジアについて深く知ることが出来た気がします。

百聞は一見にしかず

この言葉は今回1番感じたことです。
カンボジアは、危険な国というイメージが強いかもしれません。けれどそれは内戦が起きていた時のことで、今はみんなが幸せに暮らしています。日本よりも発展しているなと感じる部分もありました。聞いた噂よりも、実際に目で見て感じることが1番大切なことだと思いました。そういったカンボジアの良さも発信していくことが出来たら良いなと思います。 最後に、今回の企画に協力して頂いた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。

一覧へ戻る