2019年度の研究室メンバー構成
M2:5人,M1 :5人,学部生 :7人
研究テーマの紹介
半導体の微細加工技術の研究。スタンプを押す感覚で微細構造を作製します。
半導体レーザー
動作機構に対する考察から,レーザービームの安定化を図る構造の提案,解析をおこないます。
光ファイバー通信において,時間,周波数,空間の観点から低雑音化を目指します。
デバイス構造を工夫して,デジタルカメラや医療カメラに用いられる撮像素子の高性能化を目指してシミュレーションをします。
新しい光源として注目されている発光ダイオードについてシミュレータを用いて高効率化を目指します。
MOSFET
自動車のエンジン等、通常の環境下ではない環境で効率よく動作するデバイス構造をシミュレーションにより明らかにします。
卒業研究の一年の流れ
輪講の紹介
研究を進めていくうえでは、学問の基礎をしっかり理解しておくことが必要です。このために専門書(洋書)を用いて輪講を行っています。内容は年度によって異なり,これまで電磁気学,統計力学、量子力学、固体物理学、半導体物性、半導体デバイス、量子光学、半導体レーザーを取り上げています。
研究室の方針
沼居研究室では社会に出てから活躍できる人材の教育を行いたいと考えています。研究者であろうとなかろうと、社会で求められているのは、自分でアイデアを考えて、そのアイデアを他人に発信できる人材です。そのような能力を研究を通じて身につけてもらいたいと思っています。