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Third International Conference on Sustainable Construction Materials and Technology(SCMT3)にて優秀論文賞を受賞!

2013年8月18日(日)から21日(水)、京都リサーチパークにて、「Third International Conference on Sustainable Construction Materials and Technology(SCMT3)」が開催されました。掲載された論文総数400編を超える中から、市丸園子さん(M2・環境マテリアル研究室)の論文が、優秀論文の一つに選ばれました。20歳代は市丸さんのみで、彼女以外は全て35歳以上ベテラン研究者で、大変な快挙です。論文題目は「Development of a New Type of Environmentally Friendly Porous Concrete」で、植物共存型コンクリート製品の開発過程をまとめたものです。すなわち、多孔質なコンクリートの空隙に植生をし、植物が未成熟な期間ではコンクリートが植物を自然脅威(風雨、波など)から保護する。植物が十分に生育したのちコンクリートは自壊(根の圧力或いは自壊用混和材料による)し、植物自体は自立へ、コンクリートは自然界に戻すシステムです。現在、実用化に向かって必死の日々です。なお、市丸さんは2014年4月から、California 大学・デービス校・博士課程後期への入学が決まっています。(文責・岡本享久)
[2013/10/01]

受賞した市丸園子さん

受賞した市丸園子さん

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