ライン


交通システム研究室では、よりより都市交通システムの構築を目指して、交通現象の分析ならびに都市交通システムの計画・マネジメントに関する研究を行っています。

□交通に関しては、非常に重要であるにもかかわらず、まだ誰も取り組んでいない課題がたくさんあります。未知の研究を進めることは容易ではありませんが、新しい課題に挑戦することは非常に面白いものです。

下記に交通システム研究室で行っている研究の一例をあげています。是非参考にご覧ください。


ライン



1.歩行者交通行動の分析
『歩行者の経路選択行動分析に基づいた歩行者空間計画』
地上街路網ならびに地下街路網における歩行者行動を分析し、更にそれらに基づいた平常時および緊急時の歩行者動線計画について検討する。

『歩行者の回遊行動の分析と地区活性化』
京都、奈良等の観光地における徒歩を中心とした行動特性を分析し、サインシステムを提案する。

『歩行者交通文化(東アシア交通学会(EASTS)等の海外の国際研究グループの活動)』
「歩行者交通文化」は新しい研究分野である。2009年度には、海外の研究協力者が実施している調査結果も加えて分析し、歩行行動ならびに意識に関する日本国内15都市、台湾4都市、韓国2都市における調査結果を分析した。

2.歴史都市における防災研究
『交通ネットワークの視点からみた歴史都市防災』
地震災害時における道路被害状況を確認するためのモニタリングシステムの構築とそれに基づいた災害時交通マネジメントシステムについて提案する。

3.物流システムの合理化
『集配送トラックの最適スケジューリング、ローディングゾーンの整備に基づいた地区物流合理化』
2008年度に大阪市船場地区で荷さばき駐車に関する社会実験が実施された。この結果に基づいてローディングゾーンの効果的配置について検討し荷さばき駐車管理システムの最適化を行う。

4.駐車管理・駐車行動分析・駐車場計画
『駐車行動分析に基づく今後の駐車管理方策の検討』
2006年に施行された改正道路交通法(違法駐車取締りの民間委託など)に伴う駐車現象変化の分析と効果的・効率的駐車管理方策について検討する。

5.街路運用とまちづくり
『トランジットモール等の交通空間を実現するための交通管理方策の検討』
2007年10月に実際された交通社会実験に基づいて、京都市四条通りの街路運用とまちづくりについて検討する。

6.交通施設整備と地域活性化
『交通施設の影響把
交通施設整備が地域社会に与える影響、逆に地域社会が交通施設整備に与える影響を分析し、地域活性化および低炭素型社会をキーワードつぃて効果的な交通施設整備の在り方について検討する。

7.公共交通機関
『草津市コミュニティバス「まめばす」を対象として』
草津市が運営しているコミュニティバス「まめばす」を対象として、実態調査の結果等から路線バス再編案の検討する。