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2008年度研究会報告

第2回(2008.12.13)

テーマ トニ・モリスン文学における「暴力」
報告者 荒このみ(東京外国語大学教授)
報告の要旨

モリスン文学の難解さの理由には、アメリカの奴隷および解放後のアフリカン・アメリカンが、自由に発話できなかったという歴史的事情がある。また、この人々が受けてきた様々なレベルの暴力は、モリスン文学の特異な表現法に読み取ることができる。こうした点を、語彙レベルの具体的な実例をあげつつ指摘し、作品が表現する暴力の諸相を明らかにしたご講演であった。

ウェルズ恵子

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