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京都市交通局との連携によるPR映像が完成!-11月9日(月)から四条駅および京都駅にて放映中!!-

2020.11.12

 京都市交通局との社会連携プログラム(担当教員:宋基燦准教授では、今年も、市バス・地下鉄のPR映像制作に取り組み、
 11月9日(月)より四条駅および京都駅のデジタルサイネージに掲出 されています。

 今年度のテーマは、「観光の分散化」「マナー啓発」
 近年、一部の観光地に観光客が集中し、混雑してしまうことが課題であったことから、
 この2つをテーマにPR映像の制作に取り組みました。

 受講生たちは、京都の魅力的な「穴場」を紹介し、観光客の分散化を図ること、また、市バスと地下鉄の利便性と共に利用時のマナーを強調することで、より多くの人に安全かつ快適に利用してもらうことを目指し制作したとのこと。

 特に今年はコロナ禍での観光を意識し、地域による分散化だけではなく、時間帯による分散を推奨し、「三密」を回避できるよう工夫した映像もあります。

 映像学部は、2007年の開設以来、コンテンツ開発の現場を授業の中で体験し、実践的な知識と技術を習得できるよう、企業や学外機関と連携して、具体的な目標や目的をもったコンテンツの共同開発、共同研究を実施する科目「社会連携プログラム」を設置しています。京都市交通局との社会連携プログラムは2017年4月から開始し、学生たちは市バス・地下鉄のPRをテーマに、デジタルサイネージ広告を制作してきました。

 この授業では、企画立案から、映像制作まで一貫して体験することで、広告制作の一連の流れについて理解することを目的としています。
 企画立案においては、必要なリサーチ、企画設計、企画書作成の方法に関する知識を身につけ、実践することで、理論と実践の両側面から広告制作について学ぶことができます。
 また、完成した映像は、駅構内のデジタルサイネージと京都市公式のYouTubeチャンネルで公開されることから、映像制作に関心をもった学生だけでなく、企画・運営に携わる仕事に関心をもった学生が、積極的に受講をしています。
 さらに、この連携プログラムは、学生の学びの場としてだけでなく、公共交通の利用促進にも寄与することを目指しています

 是非、四条駅、京都駅にお越しの方はチェックをしてみてください!

掲出開始日: 2020年11月9日(月)以降順次放映
掲出場所: 四条駅、京都駅のデジタルサイネージ
制作メンバー: 映像学部の授業「社会連携プログラム」受講生 11人(2回生以上)


1班 
メンバー:岡 愛摘、MOON Ayong

POINT:
「京都の景色」と「ホームでの事故」という2つの方向から,「ながらスマホ」によって見落としているモノの重要性を投げかける。前半は「今何が見えましたか?」をキーワードに見た人の興味を引き,後半は「歩きスマホ」をしている人の目線から描くことで,誰にでも起こりうる危険性を示す。




2班
メンバー:高村夏未、岡田悠子、竹本晃子

POINT:
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,「時間・場所・季節」における密を防ぐため,京都を訪れた方々がこのような状況下でも安心して楽しく観光していただけるよう「観光の分散化」を呼びかける動画を制作。



3班
メンバー: 金重黎、渡邊紗也、岸本紗奈、笠井輝

POINT:
「あくび」という他者に比較的伝染しやすい行動を取り入れることで,興味を示してもらい,内容が記憶に残りやすくなるのではないか,というアイデアをもとに,「まだ見ぬ京都へ」と呼びかけることで,観光の分散化を図る動画を制作。




メンバー:長沼勝大、檜垣さくら

POINT:
★ポイント
乗車マナーが守られていない世界から,交通局と立命館大学で連携したマナー啓発動画をデジタルサイネージで放映したことによって乗車マナーが守られている世界へと主人公がやってくるストーリー。外国人にも理解していただけるよう,ほとんどの情報をイメージで見せる作品を制作。




京都市交通局HP:
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000277194.html

立命館HP:
https://www.ritsumei.ac.jp/profile/pressrelease_detail/?id=383

2020年度「社会連携プログラム(京都市交通局)」授業概要:
https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/syllabus_2863935


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