研究科の特長Feature

研究科の5つの強み・特徴

食をマネジメント中心に複合的に研究する日本で初めての大学院

食関連産業や行政からの長年の社会的要請に応え、食を広い視野で深く研究し、科学的・客観的に捉え、考える力と実践力を身に付け、自らの研究で日本や世界の食を変革でき、食の未来を拓く高度マネジメント人材を育成します。

食関連の高度マネジメント人材の育成

高度マネジメント人材とは、複雑に絡みあった現代の食をめぐる経済活動の諸課題に取り組み、食についての複数の学術分野の知見を有し、食をめぐる経済社会の仕組みや人々の経済行動を理解し、食の経済システムを効率的に持続し、社会全体の公益にも寄与する仕組みを構築できるマネジメント能力を有した人材です。食のイノベーションを創出し、社会実装を企図できる高度専門職業人や研究者を育成します。

人材育成のための、アカデミック性と実践力を兼ね備えた教育・研究課程

体系的なコースワークにより、食関連の基礎的素養の涵養とともに、実践的な応用能力すなわち専門的知識を活用・応用する能力を得ることができるようにしています。

経済学・経営学領域を軸とし、高度な食の教養と幅広い視野を身に付けるための関連領域を組み込んだ履修が可能です。関連領域は、文化人類学・歴史学・地理学などの人文科学系と食品学・栄養学・認知科学などの自然科学系です。食が本来持つ多面性とマネジメントの相乗効果を発揮できるカリキュラムにより、食のイノベーションが可能となります。

実社会における食に関わる3つの社会的課題への挑戦

①食に対する経営・イノベーション

食関連企業(食品製造業、流通小売業、外食・中食産業等)において、持続可能な課題ソリューション型のビジネスを組み立て、消費者のニーズや諸事業での課題を正確に把握し、新製品・サービスづくり、そのための組織づくり、地域デザインに関与し、新事業の創生、それに各種事業の改善を行うことができる人材を目指します。

②食を通した多文化共生の地域社会づくり

経済や文化がグローバル化に向き合わなければならない現代、地域経済、自然環境、地域の食文化を分析・評価し、世界の多様な経済活動や食文化も含めて、グローカル、すなわち地球規模の視野を持ちながら、地域視点でも行動でき、地域独自の文化を生業として維持しながら、一方で多文化共生の事業ができるグローカル人材を目します。

③食を通した福祉・健康コーディネーション

家庭、高齢者、子ども、それに地域における食環境の改善のために、人々や地域の食習慣や意思決定の特性と健康との関係を把握する。食品事業者、流通事業者が提供する食品や家庭での食事の質の向上のために、自治体、福祉施設、病院・学校が連携できるように地域の食と健康コーディネーションを進めることができる人材を目指します。

丁寧な研究・履修指導

1. 学位論文を作成することに向け、その前提となる研究計画の作成や研究の途中経過のまとめなど、研究過程の中間的な段階を設定し、それぞれ設定された水準を満たすことを求める段階的かつ組織的な仕組みを、詳細な研究指導フローチャートを作成して構築しています。

2. 学際的な分野の性質を持つ本研究科では、多様な学修歴を持つ学生等を受け入れることから、必要に応じて研究科入学後に補完的な専門教育を、前期課程では食マネジメント学部で、後期課程では食マネジメント研究科で、それぞれ実施します。

3. さまざまな入学者を想定されることから、相互の存在を尊重し受け入れる(accept and respect)という異文化交流が学部と同様に期待されます。

4. 人文科学系の教学により、世界の多様な文化・歴史に対する理解力を得られます。