教学支援

現場に触れ、自発的な学びを促す教学支援システム

公務研究科では、院生が政策の現場の感覚を育むため、「公共政策学の現場」に触れることをその教学の中で重視しています。研究指導科目であるリサーチ・プロジェクトや、コア科目のひとつであるフィールドワーク実践論では、実際に公共政策学の現場に入り、個々の院生がそこから問題点を発見し、解決策を考える取り組みを行っています。そうした取組みを支える制度として、さまざまな教学支援システムを導入しています。

現地調査・研究活動援助費

サーチ・プロジェクトでは、クラス単位で夏期休暇を利用してさまざまな自治体や団体を訪問し、調査・研究活動に取り組 んでいます。また、フィールドワーク実践論でも前期・後期にさまざまな取り組みを行っている自治体等に赴き、課題発見、解決策提示の訓練を行っています。これらの取り組みに対し、「現地調査・研究活動援助費」を設け、校費によって貸し切りバスを運行し、参加する院生の負担軽減に取り組んでいます。


研究実践活動を支援する「奨学金」

これらの研究実践活動に対し、それを支援し奨励するための「奨学金」も設けられています(研究実践活動補助金)。リサーチ・プロジェクトによる現地調査・研究活動は、通常1泊2日ないしは2泊3日で行われています。交通費は、貸し切りバスの運行で賄われていますが、宿泊費や現地での食事代などは院生の負担。これらを補うものとして、これまでも参加した多くの院生が、研究実践活動補助金を活用しています。

  • 2017年度UDクラス現地調査(豊岡市)
  • 2017年度UBクラス現地調査(高山市)
  • 2015年度フィールドワーク実践論(京丹後市)
  • 2015年度フィールドワーク実践論(京丹後市)

研究成果を蓄積し継承する取り組み

リサーチ ・ プロジェクトでは各年度の研究成果をクラス毎に「論文 集」にとりまとめ、後輩への参考資料として継承していく取り組みも 行っています。この「論文集」を作成する費用についても1クラス 150,000 円を上限に、研究科の予算から援助を行っています。

  • 2014年度「論文集」

修了生のネットワークを活用した取り組み

公務研究科の修了生は、公務員は言うに及ばず、民間企業でもさまざまなフィールドで活躍しています。こうした先輩たちと語り合うことは、院生が修了後のキャリアを考える上でも貴重な経験となります。公務研究科では、修了生によるキャリア形成支援の取り組みとして、「OB・OGキャリア相談会・交流会」を毎年秋に開催しています。

  • 2015年度OB・OGキャリア相談会・交流会

院生の自主的な研究活動への支援

公務研究科1期生が京都大学公共政策大学院の学生とともに立ち上げた「公共政策大学院インゼミ合宿」は、年を経るごとに規模を拡大しながら、2015年度で9回目を数えました。公務研究科では院生の自主的な研究・交流活動を促す立場から、毎年本学の教室等の施設貸与や、学外から迎える講師への謝礼・交通費等の経費負担などの支援も行っています。

  • 2015 年度インゼミ合宿

※ 2017 年度以降の学費について

2017年度以降の学費については改定(減額)される予定です。
これに伴い、奨学金制度も変更される予定ですが、研究実践活動を支援する制度は、引き続き運用されることになっています。(学費のほかに別途諸会費が必要です。)