活動報告
年間プログラム

オナーズ・プログラム開講式

4月27日(木)
志磨常務、德川先生、薬師寺先生を交え、前期オナーズ生が参加

宮家邦彦客員教授によるグローバルシミュレーションゲーミング

5月14日(日)
第1回 「2022年4月の世界情勢(日本語)」
5月27日(土)
第2回 「邦人保護と危機管理」(日本語)
6月10日(土)
第3回 「2022年4月の世界情勢(英語)at APU」
7月1日(土)
第4回 「朝鮮半島問題」(日本語)
9月30日(土)
第5回 「テロ問題」(日本語)
11月5日(日)
第6回 「リアルタイムの国際情勢」(日本語)
11月25日(土)
第7回 「貿易交渉ゲーム」(日本語)
12月3日(日)
第8回 「追われる中国、追うインド」(日本語)

APU国際学生との交流

6月10日(土)11日(日)
GSG、交流会

岡本行夫客員教授による講演会及びゼミナール

6月23日(火)
ゼミナール 開催
7月10日(月)
ゼミナール 開催
9月29日(金)
ゼミナール、岡本先生とオナーズ生との懇親会 開催
11月10日(金)
ゼミナール開催、特別ゲスト招聘
12月16日(土)
ゼミナール開催(at 東京)

進路就職懇談会

7月1日(土)
オナーズ修了生による報告会、現役生との懇談会
12月3日(日)
元キヤノン人事部長講演会

インターンシップ

8月~9月
岡本アソシエイツ、キヤノングローバル戦略研究所、OB・OG起業先・勤務先等

海外研修(ケニア)

2018年2月10日~2月25日
立命館大学 国際社会で活躍する人材養成特別プログラム(オナーズ・プログラム)から選抜された10人の学生がアフリカ・ケニアで海外研修を実施した。オナーズ・プログラムの海外研修は、諸外国の文化、政治、経済の動向について、実際に現地での体験、学習を通して知ることが重要であるとの観点から、岡本行夫本学客員教授による奨学金のもとに毎年実施しているものである。今年のテーマは「貧困と豊かさ」。JICAのご協力によりケニアにあるジョモ・ケニヤッタ農工大学(以下、JKUAT)を中心に研修を行った。研修の前半は、JKUATの大学院生の引率のもと、JKUATの学内見学、ナイロビの都市部や近郊の農村部の見学、アフリカ10ヶ国の大学院生で構成されるPan African University, Institute of Basic Sciences, Technology and Innovation(PAUSTI)の学生達との教育に関する意見交換を実施。研修を通して、特にケニアにおける経済格差や教育における競争率の激しさなど、発展途上とされるアフリカの厳しい現実を学生は肌で感じた。その中でも、インフラや教育などの面での日本の国際協力の大きなプレゼンスを肌で感じることができた。研修の後半では、JICAやJETROの現地オフィスを訪問し、ケニアの様々なデータに基づいて、日本の国際協力の実情やケニアの先進的なICTビジネスについて学ぶ機会を得た。また、青年海外協力隊員やJICAの現地スタッフの引率のもと、ケニアの浄水施設やJICAが支援しているオルカリア地熱発電所を訪問し、前半で学んだケニアにおける現状と日本の国際協力の現状を肌で実感することができた。理工学部3回生の白鳥克哉さんは、「子供の頃、勉強をしたがらず、また食べ残しをしがちだった頃、親からよく『アフリカの子供達はしたくてもできないのに・・』と言われたが、その言葉が幾数年を経て、現実味を増して生々しかった。将来自分が携わる仕事選びに向けて、大きな指針となる気づきを得ることができ、大変有意義だった」と語った。