立命館が求める教員像

これからの教育を変える情熱と志ある方を求めます。

教育をめぐる情勢と立命館の附属校教育

 社会・経済の急速なグローバル化・情報化が進み、便利で快適な生活が送れるようになった現在、世界では人類の生存に関わる様々な問題が発生しています。正解は一つではないあるいは解のない社会課題を自分ごととして捉え、世界をよりよくするため行動できる大人へ成長できるよう、子どもたちが生きた学びを体験する場が立命館の附属校です。
 現在、従来の知識習得型の受動的な学習から思考発信型の能動的な学習への転換、多様な文化・価値観を持つ人々と協働する主体性を素養として身に着けることが必要とされています。
 立命館の各附属校は、常に時代の先を見据え、教育界をリードする実践を展開してきました。国際バカロレア教育の実施、文部科学省スーパーグローバルハイスクール、スーパーサイエンスハイスクール指定、ワールドワイドラーニングコンソーシアム構築推進事業の採択、医学系進学コースの充実による多彩な進路実現等の取り組みとともに、コロナ禍でも「学びを止めない」先進的なICT教育も実施しています。

 グローバル教育においては、小学校5年生からの海外留学制度創設や、海外進学をめざす国際バカロレア教育の導入、文部科学省スーパーグローバルハイスクール(SGH)の2校指定やWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム支援事業など、スーパーグローバル大学指定を受けた立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)と連携した教育を展開しています。
 サイエンス教育においても、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の3校指定、医学系進学コースの充実による多彩な進路実現、難関国公立大学への進学実績、先進的なICT教育の展開など学校毎の特色を活かした実績を挙げています。
 また、全国に先駆けて「4・4・4制」の小中高12年一貫教育を展開してきました。
 このように、立命館の各附属校は、小学校から大学院までの一貫教育を最大の強みとしながらも、「大学の附属校」であることに安住せず、各学校独自の教育を発展させてきました。

立命館が求める附属校教員像

 立命館では、附属校専任教諭の採用を各附属校単位ではなく法人一括で行っています。それは、立命館の各附属校が教育の特色化を図りつつも、支え合いながら、法人全体としての発展を視野に入れた学校づくり・教員のキャリア形成することを重要だと認識しているためです。研修をはじめ、着任した各附属校を超えた教員の連携、附属校間での教員異動も推進しています。

世界を味方に活躍する児童・生徒の育成のため、立命館は以下の教員像にあてはまる方を必要としています。

  • 立命館憲章の理念に基づき、自己の成長とともにワーク・ライフ・バランスを意識した働き方のもと、社会や世界とつながる私立総合学園における一貫教育課題に対して前例にとらわれずに挑戦できる情熱と志を有する教員
  • 建学の精神と教学理念に基づき、他者尊重、暴力否定、自主性伸長等の観点から、教育に携わる者としての倫理観と責任感を有し、児童・生徒の人格的成長を促進する教員。
  • 教育情勢の変化に応じた教科専門性や授業力をはじめ自律的に教育職員としての力量向上に常に努め、児童・生徒を自立した学習者に育成する教員
  • 探究やアクティブ・ラーニング、キャリア教育、外国語運用能力、ICTリテラシーやICTスキルをはじめとする、これからの時代に求められる教育観・指導力量について柔軟に自己研鑽し続ける教員。
  • 多様性を認め合うことができ、深い思考に基づく独創性を併せ持ち、集団として先進的な教育活動を協働して進めることのできる教員。

現時点で全ての教員像に該当していないと思われる方でも、これらの内容に賛同し共感いただける方ならば、可能性を秘めた方として大いに歓迎いたします。是非ともご応募いただけますよう、心よりお待ちしております。

pagetop