立命館大学 生命科学部 応用化学科

学科の紹介

化学を基盤に、材料科学から生命科学まで広く学び、材料・エネルギーおよび生命系への応用などの社会が求める重要課題に挑む

私たちは実にさまざまな物質に囲まれて生活しています。そして、これらの物質はすべて原子・分子から成り立っています。化学は物質の構造や性質、反応を原子・分子レベルで解明すること、さらに新しい物質や反応を構築していくことを目的としています。例えば、現在、私たちは生活に必要なエネルギーの多くを有限な化石燃料でまかなっていますが、化学によって創り出される高機能性材料は代替エネルギー源の開発に重要な役割を担っています。また、私たち人間を含めて生物体はたんぱく質、核酸、脂質、糖質といった生体分子から成っており、化学の研究手法で生体分子とそれに関連する生体反応について探究することができます。化学は、私たちの生活を豊かにする材料科学の基盤技術として、また生命の神秘に迫る生命科学の基盤技術として大きな役割を果たしています。応用化学科では、原子・分子レベルの理論と技術を駆使した現代化学を展開しています。材料・エネルギーなどを対象とする応用化学コース、生体物質などを対象とする生命化学コースで、材料・エネルギーおよび生命系への応用などの社会の重点課題に挑みます。

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