RITSUMEIKAN 立命館大学



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立命館CLUB 【VOL.253】

 2024年3月1日

No.253の記事一覧

立命館CLUB【VOL.253】 / ▼学園ニュース▼
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▼輝く学生インタビュー▼  / ▼イベントの紹介▼  / ▼第253号読者プレゼント▼

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▼立命館CLUB【VOL.253】▼

立命館CLUB会員の皆様、こんにちは。
2月23日(金)から25日(日)の3日間、イオンモールKYOTOで、映像学部卒業生・大学院映像研究科修了生による卒業研究・修士研究の成果発表である立命館映像展が開催されました。今年度のテーマは「超新星」。映像学部生・研究科生として最後にして最大のイベント、集大成を社会に発信するイベントである映像展で輝く学生たちを「超新星」になぞらえたテーマ設定です。
会場には、3日間ともに多くのお客様が訪れ、学生・院生の集大成となる上映・展示をお楽しみいただいていました。なお、この「立命館映像展」の上映作品(一部を除く)は3月31日までは以下からご覧いただく事が出来ます。
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https://www.ritsumei.ac.jp/cias/exhibition2024/
立命館CLUB248号の「輝く学生インタビュー」でとりあげた田湯亜蓮さんが脚本、プロデューサー、撮影などを務めた作品もご覧いただくことが出来ますので、是非ご訪問ください!


▼▼学園ニュース▼▼

【1】科研費の配分額が過去最高の14億円を突破 西日本私立大学1位を獲得
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立命館大学は、文部科学省が発表した「令和5年度科学研究費助成事業(科研費)の配分について」において、新規・継続合わせて664件の採択件数、配分額は過去最高の14億9,381万円という結果となりました。西日本の私立大学で1位(全国の私立大学では4位)となります。本学は、「学園ビジョン R2030」実現に向けて、「立命館大学チャレンジ・デザイン」の前半期の目標として「社会共生価値を創造する次世代研究大学の実現」を掲げています。今後も継続して取り組んできた研究基盤の強化と特色ある研究プロジェクトの推進を強化します。また、2022年4月に始動した「Ritsumeikan Advanced Research Academy(RARA)」(立命館先進研究アカデミー)において、本学の先導的・先進的研究拠点の形成に向けてリーダーシップを発揮することが期待される中核研究者の育成および研究の高度化を目指す取組みを促進させてまいります。
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【2】「世界のトップ2%の科学者」に本学から44人がランクイン
10月4日(水)、米国スタンフォード大学とエルゼビア社による「世界のトップ2%の科学者」を特定する包括的なリスト「標準化された引用指標に基づく科学者データベース」が更新され、立命館大学から44人の科学者が選出されました。
当リストはScopus(文献データベース)の情報に基づき、22の研究分野と174のサブ分野で少なくとも5編以上の論文を発表している世界約500万人の科学者を対象として分析。総被引用回数(自己引用を除く)、h-index、単著論文数、個別引用論文数などの複合的指標により評価されました。
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【3】SLIMが月面着陸成功!月の起源の解明に向けた探査に期待
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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、9月7日(木)に打ち上げた小型月着陸実証機(SLIM)が、1月20日(土)午前0時00分(日本標準時)に着陸降下を開始、同0時20分に、月面にピンポイント着陸したことを発表しました。月面着陸に成功したのは、旧ソビエト、アメリカ、中国、インドに続き、5カ国目となります。また、月面へのピンポイント着陸は世界初の成果です。SLIMには月の起源の解明に向け、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)佐伯和人センター長らが開発した「マルチバンド分光カメラ(Multi-Band Camera:MBC)」が搭載されています。MBCはSLIMの月面着陸後、打上げおよび着陸の衝撃に耐えるためのロック機構を解除し、可動ミラーを動かして、観測対象となる岩石を特定するためのスキャン運用を行いました。257枚の低解像度モノクロ画像を撮像・合成して、景観画像を作製したものが図1です。
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              〈図1〉
この景観画像をもとに、観測対象岩石を選別し、相対的な大きさがイメージできるような愛称をつけて、今後、電力が回復した場合、速やかに10バンド高解像度分光観測ができるよう準備を進めています。これまでアポロ計画等で持ち帰られていない新しい種類の月の岩石の観測・分析を試みようとしています
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【4】丸善雄松堂と立命館大学による日本初の挑戦。知を世界につなげる英文特化学術出版【UPR】がスタート
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立命館大学は、出版をはじめ全国の教育・研究機関への支援を手掛ける丸善雄松堂と、教育・研究事業での包括連携協定を12月15日(金)に締結しました。日本初の英文に特化した学術出版(University Press of Ritsumeikan, 略称UPR)の開始を端緒に、学術成果の世界発信、大学の人材育成、新しい学びや研究の在り方に関する企画・事業、研究・教育高度化に関わる企画・事業で連携・協力を進める計画となっています。
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【5】学生・校友の活躍をご紹介!
<日本選手権20km競歩 柳井綾音選手が3位入賞>
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2月18日(日)、兵庫県神戸市で開催された「第107回日本選手権大会20km競歩」にて、女子陸上競技部の柳井綾音選手(食マネジメント学部2回生)が1時間31分25秒の好タイムで3位入賞を果たしました。パリオリンピックの代表選考を兼ねた本レースは派遣標準記録を上回るハイペースで展開。柳井選手は、レース序盤からオリンピック出場経験のある実業団選手を引っ張る積極的なレース展開を見せました。中盤以降、先頭から遅れたものの粘りのレースでゴールしました。

柳井選手(食マネジメント学部2回生)のコメント
この度は応援ありがとうございました。今大会で、オリンピック内定を決めることが出来ませんでしたが、積極的なレースをすることが出来ました。まだオリンピック出場に向けての挑戦は続いているので諦めずに頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします。

<松岡楓華さん(総合心理学部3回生)が代表の「こころ停留所」が京都新聞福祉奨励賞を受賞>

1月31日(水)、京都新聞文化ホールにて「令和5年度京都新聞福祉賞・福祉奨励賞」の授賞式が行われ、松岡楓華さん(総合心理学部3回生)主宰の不登校児のきょうだい支援の会「こころ停留所」が、福祉奨励賞を受賞しました。京都新聞福祉奨励賞は、京滋の社会福祉のリーダーとして活躍が期待される個人・団体に、京都新聞社社会福祉事業団から贈られる賞。令和5年度は「こころ停留所」を含む3団体が選出されました。
「こころ停留所」は、松岡さん自身が不登校児のきょうだいであった経験から2022年に発足。家庭の関心が不登校のきょうだいに集中し、寂しさや居場所のなさを感じる人に向けた分かち合いの会で、原則月に1回、交流会を開いています。不登校児の児童のきょうだいの心を支援するという、独創的かつ新鮮な視点が評価されました。

<岩崎稜大さん(映像学部3回生)が第1回テレビ東京『FU×TECH コンテスト』で優勝>
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第1回テレビ東京『FU×TECH コンテスト』の決勝ラウンドが開催され、岩崎稜大さん(映像学部3回生)が優勝しました。『FU×TECH コンテスト』は、大学生・大学院生を対象に、AIやブロックチェーン、XRといった最新技術やデータマーケティングなどを駆使した革新的なアイデアを競うコンテスト。「テクノロジーを駆使してテレビ東京の新たな〇〇を生み出せ!」をテーマに、テレビ東京が直面する課題の解決や、コンテンツ制作、事業、収益、業務の効率化の新たな可能性を学生たちが提案しました。
岩崎さんは、オンラインでの予選などを経て、テレビ東京本社での決勝ラウンドに進出。テレビ東京の未来を形作る斬新なアイデアをプレゼンテーションし、見事優勝を勝ち取りました。

<八木達祐さんが第14回日本学術振興会育志賞を受賞>

1月18日(木)、八木達祐さん(先端総合学術研究科一貫制博士課程7回生)が第14回日本学術振興会育志賞を受賞しました。本学大学院生の受賞は、令和元年度以来4年ぶり2人目です。「日本学術振興会育志賞」は、日本学術振興会が社会的に厳しい経済環境のなかで、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するため平成22年度に創設。優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで、その若手研究者の勉学及び研究意欲を高め、養成を図ることを目的としています。今年度は、大学長および学会長から170人の推薦があり、最終的に八木さんを含む18人が育志賞を受賞しました。
受賞に至った八木さんの研究テーマは、「アフリカのスラムツーリズムの展開に関する文化人類学的研究」。スラムツーリズムが大規模に展開されるケニア キベラ西部のガトゥウェケラ地域とそこで半数以上の人口を占めるルオ民族に関するデータを収集し、観光化の多義的な意味や倫理的課題などについて考察しました。

<京都サンガF.C.へ加入内定の体育会サッカー部・中野瑠馬さんが「2024年 JFA・Jリーグ特別指定選手」に登録>
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 2025シーズンにJリーグ・京都サンガF.C.へ加入内定している、体育会サッカー部の中野瑠馬さん(産業社会学部3回生)が2月16日(金)、「2024年JFA・Jリーグ特別指定選手」として登録されました。2024シーズンも体育会サッカー部でプレーを続けながら、Jリーグ等の公式試合に出場可能となります。

中野瑠馬選手のコメント
 特別指定選手としての自覚と責任、覚悟を持ち、京都サンガF.C.の勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願い致します。

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その他学園ニュースはコチラ≫
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▼▼EVENT(公開講座など)▼▼

【1】[@オンライン][要事前申込][無料]
rclub/imge20240301 c_event01
シリーズ「十人十色の心理学」
認識の不思議と多様性

私たちは「見る」「聞く」など、さまざまな感覚を通して周囲の世界を認識しています。例えば、壁のシミが顔に見えるのはなぜか?ふだんは当たり前の経験として何の疑問も持たないかもしれませんが、知覚心理学の研究では、認識の中に潜む驚くべき仕組みの数々が明らかにされています。
本講義ではさまざまな体験型のデモをまじえて、認識の不思議とその多様性についてお話しします。また、講演者が進めている「知覚心理学×街づくり」プロジェクトについて紹介しながら、基礎的な心理学研究と社会の関わりについての展望を語ります
[講  師]高橋 康介(立命館大学総合心理学部 教授)
[日  時]3月19日(火) 19:00ー20:30
[開催方法]オンライン
[受講料]無料
[その他]詳しくは以下HPを必ずご確認ください。

詳細はコチラ≫
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【2】[@オンライン][要事前申込][無料]
rclub/imge20240301 c_event02
シリーズ「中東・イスラーム学び直し 地域研究が描き出す政治・文化・宗教」
【現代社会を読み解く】アラビア語の不思議さから読みとるイスラームと現代アラブ社会

昨今のニュースでも見たり聞いたりすることが増えたアラビア語。その使用範囲は、中東・北アフリカを中心に20以上の国と地域に広がっています。また世界のイスラーム教徒16億人の共通語です。本講義ではアラビア語という「ことば」を通じて、アラブの国々の文化や社会、そしてイスラームを信じる人々の考え方や日常を探究します。同地域を長年フィールドワークしてきた経験から、現地の歩き方のコツについてもお話しいたします。
[講 師]竹田 敏之(立命館大学 立命館アジア・日本研究機構 准教授)
[日 時]2024年3月8日(金) 19:00ー20:30
[開催方法]オンライン
[入場料]無料 ※お申し込みには会員登録が必要です
[定 員]1000名 ※先着順です
[その他]詳しくは以下HPを必ずご確認ください。
詳細はコチラ≫


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【3】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
rclub/imge20240301 c_event03
<3月前半期のテーマ> 
日本のメディア産業における働き方  
(企画:立命館大学クリエイティブメディア研究センター)
[日時・テーマ・講師]
◆3月9日(土)
「日本のメディア産業における働き方:少年ジャンプ編集部を事例に」   
 クリエイティブメディア研究センター所長/立命館大学国際関係学部教授 大山真司 
<3月後半期のテーマ> 
現代イスラームが取り組む「人権」問題 
(企画:立命館大学中東イスラーム研究センター)
[日時・テーマ・講師]
◆3月23日(土)
現代イスラームが取り組む「人権」問題  
          立命館大学衣笠総合研究機構 准教授 池端蕗子

いずれの日程も、
[時 間]10:00-11:30
[受講料]無料
[開催方法]衣笠キャンパス+ZOOMのハイブリッド
詳細はコチラ≫

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▼EVENT(スポーツ/学芸)▼

【1】[@埼玉]
航空部 「第64回 全日本学生グライダー競技大会」
[お勧めポイント]全国各地区の強豪選手が出場し、空の学生日本一を争う。狭いコックピットの中でパイロットは常に自分と戦い続け、記録に挑戦します
[日 時]3月4日(月)から3月9日(土)
[場 所]埼玉県熊谷市葛和田1975 妻沼滑空場
[入場料]
[その他]大会の様子は「UNIVAS」のホームページでアーカイブ配信が予定されています。
https://www.jsal.or.jp/page/zenkoku64-3
詳細はコチラ≫


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