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▼▼EVENT(スポーツ/学芸)▼▼

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【1】[@京都][有料][申込不要]
立命館大学交響楽団「フェアウェルコンサート2023」


[日 時]2月23日(木・祝)13:00開場 14:00開演
[場 所]宇治文化センター 大ホール(京都府宇治市折居台1丁目1番地)
[入場料]前売700円 当日1,000円(全席自由)
     ※交響楽団HP・立命館大学生協・宇治市文化センターチケットカウンター・チケットぴあ・
      ローソンチケットにてお買い求めください。

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▼▼輝く学生インタビュー▼▼

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  第206回 輝く学生インタビュー
         4年間の経験を活かして臨んだ「りつくり」
              学友会クリスマス企画実行委員長 大道寺諒さん
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このコーナーでは、立命館でいまを精一杯頑張り、輝いている学生や団体を紹介します。今回ご紹介するのは、2022年12月25日(日)に衣笠キャンパスで実施された「りつくり2022~光のサンタと氷の時計台~(以下、「りつくり」)」において、企画運営など中心的な役割を担われた大道寺諒さん(文学部4回生・岡山県出身)です。「りつくり」の運営および大学4年間での経験、これからの目標についてお伺いしました。
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Q.「りつくり」について教えてください。

「りつくり」は、衣笠キャンパスにおいて学生・教職員・地域の方々の交流促進を目指して、学友会が2022年に初めて企画したイベントです。学友会*内に新しく発足した戦略・企画室が中心となり、ウォークラリー企画や脱出ゲームなどの体験企画、立命館大学モダンジャズバレエ部などがパフォーマンスを行ったステージ企画などを実施しました。また、キッチンカーにも来てもらい来場者が食事をとれる場所も準備しました。イベントのクライマックスには、株式会社ネイキッドが実施する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環としてプロジェクションマッピング企画を実施しました。
*学友会:立命館大学のすべての学生が加盟し、学生による学生のための活動を行なう、学生自治組織です。
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Q.どのような経緯で「りつくり」の運営に関わり始めたのでしょうか?
私は2021年の12月までは、立命館大学放送局(以下、RBC)に所属していました。RBCでは局長を務めていたので、学友会の「中央パート*」の方々ともつながりがあり、「2022年の12月に衣笠キャンパスでイベントを実施するので一緒にしないか」と声をかけていただき、そこから学友会活動に参加することになりました。RBCの活動などを通して、「びわこ・くさつキャンパスや大阪いばらきキャンパスでは地域の方々を対象としたイベントが行なわれているのに衣笠キャンパスには何故ないのか」と思っていました。そこで、衣笠キャンパスを盛り上げるとともに、地域の方々との“つながり”を生み出すためのイベント実施を決めました。
*中央パート:学友会の最高意思決定機関である「中央委員会」をする構成パートの総称。

Q.「りつくり」当日までどのように準備を進めたのでしょうか?

戦略・企画室のメンバーや大学の教職員、地域の方々と連携し企画の調整や広報を行ないました。なかでも印象的に残っていることは、衣笠小学校のPTAの方から「新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響で多くのイベントが中止となり、子どもが外出する機会が減っている。感染症対策が取られていて、防犯面でも安心できる大学でイベントがあれば参加したい。ぜひ開催してほしい。」と伺ったことです。地域の方々とりわけ子どもたちを対象としたイベントを大学が実施する意義を知り、必要性に気づくことができました。地域の方々には各企画に対してご意見をいただいたり、チラシを配ってもらったりと前向きに関わっていただけました。
体験企画は、クリスマスという特別な日に実施するイベントということもあり、普段の生活では経験できないような体験をしてもらいたいと考えました。「子どもたちに非日常的な体験をしてもらう」というテーマを設定し、企画担当者が内容を検討したり、関わってくださった団体・個人の方々から提案いただいたりして決めていきました。
プロジェクションマッピング企画では、株式会社ネイキッドと映像学部の学生が中心となって、「存心館」の時計台にプロジェクションマッピングを投影できるよう準備を進めました。
今年は学友会内で企画の枠組みを決めてから地域の方々に企画参加の案内を行ないましたが、来年は、地域の方々と話し合いながら、一緒に企画を練っていくことができれば、より交流を深められると思いました。

Q.当日はどうでしたか?

初開催のイベントであったことに加えて、イベント当日に全国高等学校駅伝競走大会が開催されていたので、「人が来ないのではないか」と不安でした。しかし、イベントを開始した正午以降は、コロナ対策のために予約制にしていた屋内企画の予約が埋まり、プロジェクションマッピング企画の時間帯には想定を超える2,000名以上の方がお越しになりました。当日は100名ほどのスタッフがいましたが、それでも足りないと思うほどでした。
家族連れで来場する方々も多く、子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子を見ることができました。「衣笠キャンパスにこんなに家族連れがいて楽しんでいるのは新鮮でいい」とコメントを貰ったりもして、目的としていた地域の方々との交流を実現できたと感じました。
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提供:株式会社ネイキッド(NAKED, INC.)

Q.「りつくり」実施にあたり、工夫したことはありますか?
一緒に運営するメンバーとのコミュニケーションの取り方です。RBCにおける活動の経験から、コミュニケーションの取り方一つで、作業効率や成果に大きな差が出るということことを知っていましたが、今回あらためてそのことを実感しました。戦略・企画室は自分一人が4回生で、3回生が2名、他は1・2回生と低回生が中心ということもあったので、同じ目線に立ち、決して上からの指示にならないように気を付けました。そして全ての指示を出すのではなくメンバー一人一人が自発的に考えてくれるように声掛けをするようにしました。一方で、「このイベントを何としてでも成功させたい」という意気込みが伝わるように、自らの一所懸命に取り組む姿勢を見せるように努めました。
結果、これまで経験がないほど後輩たちがついてきてくれたというか、むしろ随所で助けられ、全員がまとまりながら準備・運営することができました。大きな達成感を得ることができました。

Q.「りつくり」で印象に残っているシーンはありますか?

プロジェクションマッピングを見た方々から「すごい」「きれい」といった声がいたるところから聞こえてきました。自然とこぼれ出た感情に触れ印象的でした。全体を通して一番印象に残っているのは、事前準備を進める中で作業場に行けば必ず誰かメンバーがいて、ワイワイと話しながら作業できたことです。この3年間コロナの影響で多くの活動が制限されたため、入学時に思っていたほど人と関わりながら物事を進めることができず、大学生活は不完全燃焼の状態でした。しかし、「りつくり」を準備・運営する中で他の学生と交流を深められ、大きな充実感を得ることができました。
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Q.4年間立命館で過ごしてどうでしたか?
実は、大学受験が上手くいきませんでした。悔しい経験をしたため、「4年間誰よりも頑張ろう」と心に決め過ごしてきました。そして、高校までは水泳しかやってこなかった自分が、RBCの活動を通して動画編集を学び、人に教えられるようになったり、「りつくり」のような大きなイベントを企画・運営できるようになったりもしました。卒業する時に、自分が納得・満足のいく学生生活になればいいなと思っていましたが、「りつくり」で4年間の活動経験を存分に活かし、一番の成果を出せたことで、その思いは達成できたと確信しています。
立命館大学は、頑張ろうとする人、何かに挑戦する人に対してのサポートがとても充実していました。ですから「自分のやりたいことは何か」を考え、積極的に行動することで、自分の幸せにどんどん近づいていくことができる大学だと実感しました。

Q.今後の大道寺さんの夢や目標はありますか?
社会で活躍するためにはスキルが必要だと考え、2回生の頃から公認会計士を目指して勉強に取り組んできました。最近は一日約10時間勉強しています。試験に合格し働き始めた際には、もちろん全力で仕事に取り組みます。ただ、それだけではなく公認会計士の業務内容が広く知られるように、業界がより魅力的に見えるような広報活動も行ないたいと考えています。最終的には、日本や社会を盛り上げていけるような人になりたいと思っています。また、成果を出すためには人よりも努力し、しっかりと準備を進めることが必要であるということ、そしてそれにより自信をもって行動できることを、大学生活を通して学んだので、努力を続けていきたいと思います。
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コロナの影響で活動が制限され、やりたいことが満足にできない中でも、前向きにとらえながら様々なことに挑戦し、成長することができた様子が取材をする中で伝わってきました。4年間を振り替えって、充実していたとおっしゃっていたのが職員として嬉しくもあり、印象的でした。公認会計士に挑戦される大道寺さんを心から応援しています。




▼▼編集後記▼▼

今回は、立命館大学職員の加藤慶彦さん(スポーツ健康科学部2017年卒・北海道出身)をご紹介します。加藤さんは立命館慶祥高校出身で、学生時代には体育会陸上部でハードル競技に取り組まれていました。現在は、学生オフィスで学友会・自治会などを担当されています。学生インタビューでご紹介した「りつくり」においても、学生とともに企画実施に向けて各種調整などを担われていました。業務の魅力や「りつくり」を通して感じたことなどについてお話をお伺いしました。
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進学先の高校選択に悩んでいるときに、立命館慶祥高校陸上部の日裏徹也先生(陸上部監督)と出会ったことが、立命館にルーツを持ったきっかけです。日裏先生の元で、インターハイ優勝を目標に陸上競技に取り組みながら、勉強も頑張っていきたいと強く思い入学に至りました。入学後は、どうすればタイムを縮めることができるのかを考え、陸上競技に関連するトレーニング法の論文を読むことから、勉強の楽しさを学びました。その後、学びを深めたいとの思いからスポーツ健康科学部に進学しました。大学時代も陸上競技を続けながら、世界中で有名なタバタトレーニングを考案した田畑泉先生ゼミに所属し、より専門的な学びを深めました。
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大学入学時には、将来教育へ携わりたいと思い、中高の教師になることを考えていました。しかし、体育会陸上部での活動や附属校の生徒・保護者を対象にキャンパスを案内し「立命館大学で学ぶ魅力」や「学生生活」を紹介する「附属校キャンパスナビゲーター」の活動を通して、大学職員と多く接する機会がありました。これらを通して、様々な角度から教育に携わることができる大学職員という仕事に魅力を感じ、就職先として立命館を選びました。
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日裏先生との出会いがなければ、立命館と接点を持つことはなかったと思います。大学職員になることもなかったと思うと、私の人生を立命館に導いてくださったキーパーソンです。

現在は、学生オフィスにて勤務しており、学友会・院生協議会連合会活動の支援をメインとしながら、課外自主活動団体の支援などを担当しています。学生・院生の皆さんと日常的に接してコミュニケーションをとるなかで、あれをやりたい!こうしてほしい!といった直接的な内容だけでなく、なぜそのような考えなのかといった、本質を理解しながら、共に考えながら日々業務にあたっています。こういった関わりのなかで、学生・院生の皆さんの思いや考えを理解し「学園ビジョンR2030(以下、R2030)」と整合させながら、よりよい学園を創っていけるよう日々精進しています。

「りつくり」は、学友会から「地域の方々や教職員との繋がりを作るために、新たな取り組みをしたい」と相談されたことから始まりました。この相談をきっかけに企画内容を具体化し、クリスマスに企画を実施することを決めました。また、「R2030グラスルーツ実践支援制度」も活用しながら検討を進めました。この過程においては、学生オフィスだけではなく学内の他部署の職員や地域住民の方々、企業とも連携をして取り組みました。
今回のイベントを通して、支援する側(教職員)と支援される側(学生)という関係性ではなく、教職員と学生が協働し探究をしながら企画を作り上げるといった、新たな関係性に転換するきっかけになったと思います。
R2030グラスルーツ実践支援制度:教職員による現場での草の根(グラスルーツ)的な取組を励まし、具体的な実践を支援する制度。

大学職員という職業は「りつくり」のようなイベントを通して、学生・院生の皆さんが成長する様子を直接見て肌で感じられます。また、学生の皆さんが学生時代にしかできないことを実現するためのサポートをするなかで、同じ目線に立ちワクワクしながら一緒に考えられることが魅力だと思います。

業務を進めるうえで、学生・院生の皆さんがどのようなことを考えているのか、直接話しコミュニケーションを取るなかで、その背景には何があるのか深掘りをしながら、解決策を探していくことを大切にしています。
学生・院生の皆さんの学びや経験がより深く・広くそして満足できるものになるよう、私自身も学び研鑽に励みながら貢献していきたいと思います。

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大学職員として働く魅力を日々感じられながら、業務を進めている加藤さん。「大学の学校化」が言われている中、教職員と学生や院生さんのお互いが学びあう、次の関係性の在り方を検討されている姿が印象的でした。
(立命館CLUB事務局)


▼▼第240号読者プレゼント▼▼

今回は、「立命館グッズ アルミボールペン エンジ・シルバーのセット」3名様にプレゼントします。
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プレゼントをご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
なお、プレゼントの抽選結果は次号でお知らせします。

 <応募締切:2/20(月)>

【パソコンの方はコチラ】

【携帯電話の方はコチラ】


 ※上記フォームがご利用できない場合は、下記必要事項を明記のうえ、
  立命館CLUB事務局までメールにてご連絡ください。

 応募先:立命館CLUB事務局(rclub@st.ritsumei.ac.jp)
 応募必要事項
 (1)名前: (2)プレゼント送付先住所: 
 (3)電話: (4)今回のメルマガ内容に関する感想:
 (5)プレゼント発表時の氏名公開:可  否
  (否の場合はイニシャルで表記いたします。
   ご希望のペンネームがございましたらご連絡ください。)

▼第239号読プレ当選発表▼
多数のご応募ありがとうございました。239号の読者プレゼント(立命館オリジナル ブランケット)の当選者発表です。
プレゼント到着まで今しばらくお待ちください。

・K.H.さん(富山県)・モコさん(秋田県)・ジョーさん(佐賀県)

次回のご応募もお待ちしています。

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次回の配信は第4金曜日の2月24日(金)です。お楽しみに。
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