第7回介護経営研究会の開催

 2020年11月14日(土)に、第7回介護経営研究会を立命館大学大阪いばらきキャンパス 立命館いばらきフューチャープラザ5階のB515・516およびZOOMにて開催しました。
 開催の趣旨は、次のとおりです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、介護施設および介護事業所のありようは一変し、この間、様々な取り組みが行われてまいりました。その結果、ほとんど施設と事業所において利用者およびご家族の方々の命と生活を何とか守り、維持してきています。しかしながら、収束が見えない中、従業員の働きがいを維持することは今後とも可能なのかが問われています。このような中、介護施設および事業所の運営を担っている社会福祉法人および医療法人の経営の現状と課題の共有を図る機会を設けた次第です。
 はじめに、独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター チーフリサーチアドバイザーである本地央明氏に「新型コロナウイルス感染症対応のための融資実績と 法人経営環境について」というテーマで講演していただき、続いて、医療法人敬英会理事長・立命館大学医療介護経営研究センター客員研究員の光山誠氏に、「新型コロナウイルス感染症流行による老人保健施設の経営的影響についての報告~大阪介護老人保健施設協会(大老協)の実態調査〜」、そして、社会福祉法人暘谷苑理事長・立命館大学医療介護経営研究センター客員研究員の柿本貴之氏に「コロナ禍における感染予防対策と上半期経営状況について」を報告していただきました。その後、シルバーサービス振興会常務理事・立命館大学客員教授の中井孝之氏がコーディネーターとして、ディスカッションを行いました、会場およびZOOM参加者から様々な質問や意見をいただき、盛況のうちに研究会は終了しました。