English
English

プロジェクト

サステイナブル価値の創造と定着をめざして・・・

立命館サステイナビリティ学研究センター(RCS)では、
「サステイナブル価値の創造と定着」をセンターの理念とし、
地球を取り巻く3つのシステム(地球システム、社会システム、人間システム)の
結節点に主眼を置いた研究を推進します。

 地球環境の変動による多種多様な問題が顕在化する現在、我々は生存基盤である「地球システム」、人間がつくりあげた「社会システム」、人間生存を規定する諸要素の総体である「人間システム」という、レベルの異なる3システムを包括的に再考することを迫られている。
RCSでは、「サステイナブル価値の創造と定着」をセンターの理念とし、地球を取り巻く3つのシステム(地球システム、社会システム、人間システム)の結節点に主眼を置いた研究を推進する。
その研究は、「サステイナブルな人間の生活」、「サステイナブルな人間の活動」、「サステイナブルな人間の生存」の3つのコンセプトを持ちながら、これまでに培われた文理融合・機関横断型手法を継続発展させて取り組むこととし、そこで得られた成果については、研究成果にとどまらずESD(Education for Sustainable Development)教育や国際人材育成をはじめとする実践成果を社会に発信するものとする。また、西洋的アプローチとは異なる自然との共存・共生理念を取り入れた研究をRCSの特色とし、さらに立命館アジア太平洋大学との組織的な共同研究をすすめながら、アジア・太平洋地域を対象とした応用研究も展開する。このように、理論から実践までを総合的に含めたアクションとしてのサステイナビリティ学研究とその深化に取り組み、サステイナビリティ学研究教育の中核的研究教育拠点として機能できる体制構築を目指すものである。

3つのコア・プロジェクト

RCSは、「サステイナブルな人間の生活」、「サステイナブルな人間の活動」、「サステイナブルな人間の生存」をコンセプトとする3つのコア・プロジェクト(3 Core Projects)に取り組んでいます。

RCSプロジェクト一覧

CP1 自然共生型生活圏の研究
・都市 ― 農村間の連携構築を目指す環境整備計画
・持続可能な森林経営を通じた生活圏(農山村)再生研究プロジェクト
・インドネシア、オーストラリアにおける衛星画像によるバイオマス生産算定アルゴリズム開発
CP2 低炭素型活動の研究
・気候変動の緩和策と適応策に向けた制度設計
・各種経済的手法の短・中・長期的効果およびポリシーミックス効果の評価
・低炭素社会実現のための基盤技術開発と戦略的イノベーション研究
CP3 水循環型生存の研究
・気候変動による水資源環境影響評価分析と統合的水資源管理
・地域分散型水再生システムの構築