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658 -  「ひと対ひと」の交流を体験

「ひと対ひと」の交流を体験

(左から)長尾悠莉さん(経営学部3回生)
    北村光生さん(経営学部3回生)
    紅林亮多さん(経営学部3回生)

「日中青年文化学術交流」において、経営学部の劉慶紅ゼミナールによる企画・運営

 

  • No.658
  • 2014年8月26日更新
私たちは、経営学部 劉 慶紅先生のゼミに所属しています。6月30日~7月8日にかけて、北京大学、中国人民大学の学生とともに、「日中青年文化学術交流」を開催しました。昨年夏はゼミが両大学を訪れ、文化学術交流を実施しており、今回は私たちが受け入れる側となり2回目の開催となりました。

学術交流では、劉先生のゼミや講義への参加、中国人民大学の先生方による講義の受講、立命館大学国際平和ミュージアムの見学などを行いました。講義では、「キャリア」「女性の社会進出」「労働市場」などのテーマについて日本人学生と中国人学生がそれぞれ意見を述べたり先生方に質問をするなどして、中国の社会情勢への理解を深めました。最終日には総括として、「今回の文化学術交流で印象に残っていること」や「相手の国から学ぶべきところ」などについて、日本人学生と中国人学生混成チームによる発表や意見交換を行いました。

私たちが企画・運営を行った文化交流では、吟詠剣詩舞サークルの発表や茶道体験で日本独自の文化を紹介、体験してもらい、日本のアニメ映画の上映会や日本古来の伝統文化の息づく京都・大阪での観光も行いました。

  

私(長尾さん)は昨年中国を訪問しましたが、もし道に迷ったらと思うと怖くてあまり外出できませんでした。だから今回は中国人学生にそのような不安なく日本らしさを感じてもらいたいと思い、「おもてなし」を心がけました。

プログラムを通じて感じたのは、「もてなすことの難しさ」でした。綿密に計画したつもりでも、1週間の日程の中で「次、どうする?」という空き時間ができてしまって、中国人学生たちを手持ち無沙汰にさせてしまうことがありました。また、お寿司や金閣寺に興味を持ってくれていろいろ質問されたのですが、英語であまり上手に説明できませんでした。語学力不足と、自分が日本のことを日本人である自分たちが知らないということを痛感しました。

中国人学生からはドラッグストアやコンビニは品数が豊富で便利で、レストランは安くておいしいと言われ、当たり前だと思っていた日本の良さに改めて気付くことができました。また、好奇心旺盛で何にでも関心を持つ姿勢や、あれが食べたい、これがしたいなど偽りなく素直に伝えてくれることで信頼関係の築きやすさを感じました。朝は早く起きて、勉強や運動など有意義に過ごす人が多いというところも見習いたいと思いました。

メンバーの中には、中国に対して偏った情報などにしか触れることがなかったために交流することに対して不安を抱いていた学生もいました。しかし、中国人学生たちと触れ合ってみると勉強熱心かつ好奇心旺盛で、直接触れ合わなければわからない、彼らのいい面をたくさん知ることができました。中国人学生からも、「中国の中でも若者は、日本に対してポジティブなイメージを持っている人が多い」と若者の率直な気持ちを教えてもらうことができました。「日本人の優しさに感動した。国に帰ったら大人たちの日本に対する偏見を直したい」との声も聞くことができました。国に対する印象と、人に対する印象を一緒にしてはいけないな、変な先入観を持ってはいけないな、ということにお互い気付かされました。

   

これから文化や言葉の違うさまざまな人たちと触れ合う機会があると思いますが、今回学んだことを忘れないでいたいと思います。また、今回中国人学生たちと築き上げた貴重なつながりを今後も大切にしていきたいと思います。最後にこのような交流の場をつくってくださり、学生間の文化交流を企画・運営する機会を与えてくださった劉 慶紅先生に感謝しています。劉 慶紅ゼミの集大成としてこのような交流が行えた経験を今後の学習にも活かしていきたいと考えています。

  

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