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760 -  先輩とタッグを組み、ハモネプ全国大会で優勝!!

先輩とタッグを組み、ハモネプ全国大会で優勝!!

熊谷 あずささん(文学部4回生)   写真右
山本将嵩さん(国際関係学部4回生) 写真左

  • No.760
  • 2015年10月27日更新
立命館大学アカペラサークル「Clef(クレフ)」の学生とOBである社会人との混合バンド「洛陽」が、テレビ番組「アカペラ日本一決定戦 ハモネプ全国大会(通称:ハモネプ)」で優勝を果たした。今回は、学生メンバーであるコーラスの熊谷さんと山本さんに話を伺った。



二人は中学、高校時代にテレビ番組「ハモネプ」でアカペラを知った。「人の声だけでハーモニーを奏でるアカペラに魅了されました」と熊谷さん。山本さんは「アカペラで自分も目立ちたい!」、とClefに入部した。3回生の6月、関西アカペラジャンボリー(KAJa)の大会結果に満足できなかった先輩が、再挑戦のため、新バンドのメンバーとして二人も誘い、「洛陽」が誕生した。結成当初、全国レベルのタイトルをもつ先輩らとバンドを組むことに、二人はプレッシャーを感じていた。山本さんは「自分の実力に自信がなかったので、毎日自分の歌声を録音して確認する練習を繰り返し、なんとか追いつこうと必死でした。」と当時を振り返る。



洛陽は昨年11月のJapan Acappella Movement(JAM)優勝をきっかけに、全国各地のステージに立つようになり、二人の学生生活は一変した。多くの人と出会い、ステージを重ねるなかで、よい音楽をみんなに伝えたいという自分たちの思いが叶っていく実感をもてた。



念願だったハモネプへの挑戦。予選の動画審査は通過したものの、社会人メンバーとの時間調整が難しく、練習不足による不安を感じていた。そこで今まで培った力を出し切ろうと改めてメンバーで思いを一つにし、本番に臨んだ結果、リードボーカル存在感やコーラス厚み、リズムの安定感など、洛陽の強みを発揮し、優勝を手に入れた。

「自分にできることを100%やりきることが重要なんだと分かりました。100%やりきることで、どんな結果になっても受け止められるようになりました。」と熊谷さん。山本さんは「無謀な夢だと思っていても、信じてやりきれば『叶うことがある』ということが分かりました。」と語った。音楽に対する情熱と拘りをもったメンバー同士の関係づくりから、対人関係を築く力もつくなど、二人はアカペラを通じて成長した。



二人にとって「洛陽」は、“自分の感情を表現できる場所”。「ステージに立つ前は緊張で足が震えてしまうんです。でも歌い出すと目の前のお客さんに歌に込めた想いを伝えたくて緊張も忘れてしまいます。」と熊谷さんは微笑んだ。洛陽は、来年2月にライブに出演する予定だ。6人の美しい歌声が、再び人々を魅了することだろう。

  • 取材・文
  • 取材/豊田真子(法学部4回生)

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