漢字教育士とは 本学の漢字教育士にインタビュー

「漢字教育士」は‘漢字を学ぶ楽しさを伝えたい’‘漢字を教え、地域と人とのコミュニケーションを深めたい’ という方に向けた新しい資格として、
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が2011年より制度運用を開始しました。
漢字の構造などを体系的に学び、漢字の知識を深め、更には身に付けた漢字に関する様々な知識やスキルを、
学校における国語教育や地域社会における学習ボランティアの指導現場などに活かすことのできる資格です。
現在、全国で約100名の方が漢字教育士の資格を取得し、各方面で活動を始めています。

久保裕之さん漢字教育士

久保裕之さん

立命館大学白川静記念
東洋文字文化研究所(文化事業担当)・
社会連携課 職員

みなさんは、これまでどのように漢字を学習してきましたか?おそらく大半の方が、何度も書いて覚えるという暗記の学習だったのではないでしょうか。漢字教育士は、そのような漢字の教育ではなく、漢字の世界を語り教えることができる人材を育てたいという背景から誕生した資格です。資格取得に限らず、日本で暮らす私たちにとって、漢字は毎日使うものです。ひらがなやカタカナと異なり、単なる記号ではなく一字一字に物語をもつ漢字。由来や物語を学びながら、楽しく漢字と付き合っていきませんか。

立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所とは

故・白川静 立命館大学名誉教授の研究成果を元に、広く社会一般に東洋文字文化の教育と普及を行い、また東洋文字文化研究の振興を図っています。
その一貫として、体験型漢字講座「漢字探検隊」を開催しています。
2013年6月、7月の開催日はコチラをご覧下さい。