立命館西園寺塾とは

新たな価値創造を担うリーダーを育成する。

設立趣旨

2014年春、立命館は、学祖西園寺公望の名を冠した21世紀のグローバルリーダー育成講座「立命館西園寺塾」を開講します。

立命館は、近代日本の代表的な政治家であり国際人であった学祖西園寺公望が、明治2年(1869年)、激動の只中に20歳の若さで創設した私塾「立命館」にはじまります。立命とは、与えられた天命をこの世で実現するという孟子の言葉に由来しています。西園寺がそこに託した思いは、個々人が幸せな人生を達成することと、日本が世界の一員として十全な役割を果たすことでした。「自由と中庸、多様性こそが創造性の原点である」という思いは、今も立命館教育の中に脈々と流れています。

自らが新たな未来を創造するという強い信念を持った塾生と、彼らを導く多彩な講師・師範で構成される「立命館西園寺塾」。

私たちは、「立命館西園寺塾」が、強靭(タフ)で、かつ”しなやかさ”を持った「未来を生み出す人」が育つ場所となるよう、力を尽くす所存です。

現在、日本、そして日本人は、大きな困難に直面し、自信を喪失し、未来への不安感に包まれています。日本が明治維新以降永きに亘りモデルとし、西洋を中心に展開されてきた「個人の欲望を最大化するシステム」や「近代資本主義的価値観」のみでは未来が描けないことは、誰の目にも明らかとなっています。この日本と世界の閉塞感を打ち破るヒントは、日本やアジアの風土と歴史・伝統文化・価値観のなかにあるのではないか、というのが私たちの思いです。

「立命館西園寺塾」は「利他の精神」、「慈悲の心」、「生命への畏敬」、「自然との共生・循環」、「自由と平等」、「平和と安全」、「ものづくり」と「足るを知る心」などを尊ぶ日本的・東洋的価値観から学ぶことを通じ、未来の新たな価値創造を担うリーダーを育成します。個々人が幸せな人生を全うするための力や、アジアと世界が持続可能な社会であるための課題発見力を育成するにとどまらず、ビジョンを描き、自らの言葉で語り、それを完遂できうる行動力を有した、新たな文明の時代を切り開く人材の育成を目指します。

理念

  • 天命を立つるための場、天から与えられた本分を全うする生き方の探究
  • 世界をリードする企業・社会を創造する新たなリーダーの育成
  • 利他の心に裏打ちされた多様な人々の共同・連携による相乗効果創出の場

運営体制

最高顧問
梅原猛、稲盛和夫
塾長
渡辺公三(学校法人立命館 副総長)
名誉顧問
西園寺裕夫

しくみ

しくみ

培う力

歴史観
リアルな世界認識を学び、自然観、世界観、そして歴史観を培う。
倫理観
倫理観の喪失が叫ばれる今、改めて、これからの社会やリーダーに求められる倫理観を培う。
思考力(教養)
限界に直面した時代に「適応」して生きるにとどまらず、
人類が直面する課題に立ち向かうための思考力を培う。

受講対象者

  1. 日本の歴史や伝統文化、日本人の自然観や世界観に立脚して、新たな時代を切り開く知性を磨く意欲のある者
  2. 現代社会の閉塞感を打破する意欲を有し、利他の心に立脚して幸福な世界を築くために尽力する熱意のある者
  3. 企業・組織や社会のリーダーを目指す者

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