2018年スポーツ社会専攻ゼミ合同発表会の開催

Posted on 2018.12.05

  産業社会学部2回生のゼミナール選考も終盤に差し掛
かる頃、スポーツ社会専攻では同専攻や学部共通のゼミ
に所属する3・4回生を中心に合同研究発表会を開催し
ています。 
  今年度は11月24日(土)に開催され、朝から9時間の
長丁場ではありましたが、会場の準備や司会進行、後片
付けに至るまで、学生たちがゼミ長を中心に優れたマネ
ジメント力を発揮し、すばらしいイベントとなりました。
 本企画は、①基礎演習やゼミといった小集団演習の活
動の報告・情報共有を行いスポーツ社会専攻の学びの深
化を図ること、②ゼミ間の垣根を越えた発表会での討論
を通じて、各ゼミ間のつながりをつくること、③卒業論
文の執筆に向けて個人やグループの研究を深化させるこ
と、を大きな目的としています
 当日は、専攻長による開会のあいさつからはじまり、
全体で22組の発表がありました。その内容は、e スポ
ーツの興隆の背景を探る研究から、新しいスポーツを創
作する取り組み、インクルーシブなスポーツイベントの
実態調査、J リーグのクラブと地域アイデンティティの
関係、サッカーにおける対物認知や予測のメカニズムな
ど多岐にわたり、ゼミや研究の多様さや幅広さを表して
います。
 今年度は、少ないながらも1回生や2回生の参加者も
みられ、下回生が1、2年後の研究を具体的にイメージ
できる機会をつくれたことは、これから卒業研究が必修
化される中で大切な意味を持つと考えられます。また、
今年はそれぞれの研究発表の際も活発な質疑応答がなさ
れ、たいへん有意義かつ賑やかな会でした。

20181205matsushima

文責:スポーツ社会専攻 松島剛史(准教授)

スポーツ社会専攻:「第27回障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル」のボランティア

Posted on 2018.09.05

  パラリンピックの開催は、障害者への社会的関心を引
き出しつつ、当事者、競技団体、地域スポーツを推進す
る諸組織に多大な影響を及ぼすと言われています。2020
年東京パラリンピック開催まで2年を切り、各種メディ
アを通しては、以前よりも障害者スポーツの話題に触れ
る機会が増えています。また、9月からは、東京オリン
ピック・パラリンピックの大会ボランティアの募集が始
まります。

 スポーツ社会専攻では、スポーツの現場に実際に携わ
り、スポーツの持つ意味や役割を肌で感じることで、専
攻での学びを深めたいという考えのもと、毎年課外活動
の一環として「障害者シンクロナイズドスイミングフェ
スティバル」でのボランティア活動に取り組んでいます。
今年も、5月12日(土)、13日(日)に京都市障害者スポ
ーツセンターで開催された、「第27回障害者シンクロナ
イズドスイミング・フェスティバル」の会場設営や運営
補助に、スポーツ社会専攻に所属する1回生から4回生の
有志学生の約50人とスポーツ社会専攻の教員5人が参加
しました。



 この障害者シンクロは、性別・年齢・障害の有無に関
わらず誰もができるシンクロナイズドスイミングを通じ
て、障害の種別を超えた自己表現を可能にしています。
障害の有無に関わらず参加できる大会は、「する」「み
る」「ささえる」という参与形態を包含しながら、スポ
ーツを通したインクルーシブな環境を作り上げています。
大会には、日本全国からのチームに加え、アメリカ、ブ
ラジル、イタリア、メキシコ、台湾からも選手が出場し
ており、特に、2017年水泳世界選手権シンクロナイズド
スイミングの混合デュエットで優勝した、イタリアのジ
ョルジョ・ミニシニ選手がダウン症の女子選手と組んで
出場したデュエットは、目を見張るものがありました。
 今回、スポーツ社会専攻の学生が行なったボランティ
アの内容は、前日からの会場設営、リハーサルの補助、
当日の受付、進行、アナウンス、音響、式典・招集、救
助介護等多岐にわたりました。参加した学生たちは皆で
力を合わせて、大会の成功へ大きく貢献しました。スポ
ーツ社会専攻では今後もこの大会のボランティアを継続
して行っていく方針であり、授業だけではなかなか学ぶ
ことの出来ない、スポーツイベントの運営や意義、そし
てボランティアの役割について、身を持って経験しても
らいたいと考えています。



 参加した学生からは、「障害のある方もない方も今ま
で練習してきたことを発揮し、シンクロを楽しんでいる
という印象を持ちました」「たくさんのボランティアス
タッフに支えられながら大会が成り立っていることを実
感しました」との感想が寄せられ、特に初めて参加する
1回生は、今回のように「スポーツを通して様々な方に
接する機会は貴重な経験になる」と意欲的に取り組んで
いました。



(大会を主催している「日本障害者シンクロナイズドス
イミング協会」は、2018年6月に 「日本パラアーティス
ティックスイミング協会」に名称変更しました。)

文責:スポーツ社会専攻 金山千広 教授

2018年オープンキャンパス

Posted on 2018.08.10

 2018年8月4日(土)、5日(日)に立命館大学オープンキ
ャンパスが開催されました。
  産業社会学部では学部紹介を皮切りに、各専攻(現代社
会専攻、メディア社会専攻、スポーツ社会専攻、子ども社
会専攻、人間福祉専攻)紹介、AO入試説明会などを実施。
学びの特色や、取得できる資格、進路・就職状況について
在学生の経験談なども交え、お話させていただきました。
 




 以学館地下では、個別相談会を実施しました。在学生と
職員が在席し、専攻に関わることやカリキュラム、資格に
関すること等、ご来場いただいた皆様からのさまざまなご
質問にお答えしました。


 
 厳しい暑さのなか、ご来場いただいた皆様、誠にありが
とうございました。
 産業社会学部は社会について幅広く学ぶことができる学
部です。複雑な現代社会の問題と向き合う力を、産業社会
学部で身につけませんか?
 みなさんのご入学を産業社会学部教職員一同お待ちして
います!


立命館大学産業社会学部 2019年度学部パンフレット





産業社会学部事務室




産業社会学会:アドバンストセミナー開催報告

Posted on 2018.07.19

 産業社会学会では2018年度アドバンストセミナーを7月
5日(木)・9日(月)の2回に亘って以学館1階の産業社
会学部事務室前フロアにて開催しました。
「アドバンストセミナー」とは産業社会学会主催で院生
・オーバードクター(OD)・教員の研究報告に関する発
表を目的としています。 2018年度春学期は、大学院生1
人、教員1人の発表が行われました。

 7月5日(木)は、『ビジネス誌で語られる「望ましい振
舞」 ―対人関係の技法を社会学する―』と題して社会
学研究科の谷原吏さんが発表を行いました。ビジネス誌
「プレジデント」を題材とし、対人関係の技法を社会学
的に分析することの面白さを伝えるとともに、分析の結
果から、「ほんものらしさ」が振舞の規範として求めら
れているのではないかと報告しました。

 

 7月9日(月)は、『モダニティを体験してみる』と題し
高橋顕也准教授が発表を行いました。高橋准教授は2018
年度に産業社会学部へ着任されたばかりであり、新任教
員の研究報告も兼ねての開催となりました。ワークショ
ップを交え、参加者の実体験を元に社会学とは何かを問
う発表となりました。


 
 昼休み時間帯での開催となるため、参加者にはおにぎ
りとお茶が配布されました。梅雨の時期ということもあ
り、暑い中ではありましたが、学部学生のほか、大学院
生や教員の参加もありました。アドバンストセミナーは
教員や大学院生の研究内容に気軽に触れることができる
機会として、今後も継続して開催したいと思います。


文責:産業社会学会 事務局


和菓子作り体験 ―国際セミナー―

Posted on 2018.07.04

 2018年5月14日(月)、「国際セミナー」で和菓子作り
体験の授業が行われました。
 「国際セミナー」とは、英語副専攻の学生を対象に開
講されているグローバル・フォーカスの科目のひとつで、
留学生と日本人学生が一緒に学びます。グローバル・フォ
ーカスとは産業社会学部における国際的学びのための履
修モデルです。国内外で起きている社会的諸問題につい
て国際的な視点から学ぶことを目指す学生の皆さんを対
象に設計された、産業社会学部の国際教育履修モデルで
す。



 本企画は留学生との交流のため、「国際セミナー」の
受講生が主体となって準備を進めてきたものです。
 当日は京都の和菓子職人の方を実際にお招きし、作業
について指導していただきました。
 留学生の皆さんと一緒に、京都らしい日本の伝統文化
を実体験する、京都にキャンパスを構える立命館大学の
学生ならではといえる異文化交流体験となったのではな
いでしょうか。
 参加した学生たちは真剣に作業に取り組み、時には少
し照れくさそうな笑顔を浮かべて談笑しつつ、よい交流
の時間を過ごすことができました。


文責:立命館大学産業社会学部事務室

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