Ritsumeikan Tokyo Cumpus

講座案内

立命館京都文化講座(後期)

主催:立命館大学文学部

はじめに

今や日本のみならず、全世界から数多くの旅行者が訪れる京都――人々は何を目指し、何を求めて京都に訪ねるのでしょうか。

世界に冠たる観光都市である京都は、日本が誇る歴史都市です。その重厚な伝統や歴史の息吹を感じることも旅の目的の一つでしょう。しかし日本有数の大都市であり、政令指定都市でもある京都では、多くの市民が常に歴史を意識することなく、直接観光に関わることなく生活していることも事実です。京都のすみずみに歴史や伝統文化を求める眼差しが注がれることに息苦しさを感じてしまうのも本音なのです。歴史を振り返るだけでなく、これからの京都を考える手立てを研究することも重要です。

立命館大学文学部では2007年、東京キャンパス開設と学部創立80周年を記念して催した「立命館京都文化講座」を試金石に、2年後の2009年に日本初の「京都学専攻」(当時の名称は「京都学プログラム」)を開設し、学部全体で「京都」にまなぶ教育研究の充実に努めてきました。前回の講座から10年、文学部創設90周年という節目の年に、原点回帰の思いも込めて、再び東京で立命館京都学の成果を問いたいと思います。

募集概要

【 定  員 】 各回100名(先着順)

【 開催日 】 10/28(土)、11/4(土)、11/11(土)、11/25(土)、12/2(土)、12/9(土)

【 時  間 】 各回13:00~14:30

【 受講料 】 1回2,000円(全6回一括申し込みの場合10,000円)

【 会  場 】 立命館東京キャンパス(サピアタワー8階)

詳細はこちら(チラシPDF)

講座内容

第1回 10月28日(土) 日本中世の譲位(生前退位)について
< 立命館大学 文学部 教授 美川 圭 >
今上天皇による昨年夏の意志表明以来、にわかに天皇の「生前退位」が話題となった。「生前退位」はおもに譲位といわれ、明治になる前は皇位継承の一般的なありかたであった。ここでは、院政という政治形態と関わる中世の譲位についてお話ししたい。


第2回 11月4日(土) 京都大改造の代償―豊臣秀吉と近代―
< 立命館大学 文学部 教授 東島 誠 >
豊臣秀吉は、なぜ東山に大仏を建立したのか。さらにはその同じ地に、なぜ近代国家は帝国京都博物館(現・京都国立博物館)を建てたのか。京都定番の観光地、博物館・三十三間堂、そして清水寺。京都大改造の台風の目から、歴史を大きく俯瞰する。


第3回 11月11日(土) 『京都市明細図』で探る近代京都の生活空間
< 立命館大学 文学部 准教授 河角 直美 >
パン屋や銭湯など建物の情報が詳しく記載された『京都市明細図』は、昭和初期から戦後にかけての京都が描かれた地図として注目されている。GIS(地理情報システム)を用いて描画内容を分析し、昭和期の京都における人々の生活空間を探ってみたい。


第4回 11月25日(土) 予楽院近衞家凞のお菓子
< 立命館大学 文学部 准教授 川崎 佐知子 >
江戸前期の摂政関白にして公家の筆頭文化人、近衞家凞がこよなく愛したお菓子。茶会の客人に振る舞われたお菓子の数々から、禁裏・仙洞との関係や江戸将軍家との往来など、意外に知られていない江戸時代の公家の日常生活を明らかにする。


第5回 12月2日(土) 鞍馬山に「光源氏」をさがして―京都という装置―
< 立命館大学 文学部 助教 須藤 圭 >
京都盆地の北、鞍馬山で、若き日の牛若丸が修行したことはよく知られている。ところが、かつて、この牛若丸と、源氏物語の主人公「光源氏」が同一視されていたことは、ほとんど知られていない。大正時代、皇后陛下も心を寄せたという「光源氏」の姿をさがしながら、京都の特質について、考えてみたい。


第6回 12月9日(土) 「古都」像の変容―平安京はどのように再発見されたか― 
< 立命館大学 文学部 教授 田中 聡 >
京都には平安京が営まれて以来の「千年の古都」というイメージが強いといえる。こうした歴史像はどのようにして生まれ、今日に至っているのだろうか。各時代の平安京像の検討を通して京都イメージの変遷をたどり、その意味を考える。

講師紹介

立命館大学 文学部 教授  美川 圭

立命館大学 文学部 教授  東島 誠

立命館大学 文学部 准教授 河角 直美

立命館大学 文学部 准教授 川崎 佐知子

立命館大学 文学部 助教  須藤 圭

立命館大学 文学部 教授  田中 聡

申込方法

(2017年9月1日より受付開始)

1.定員は100名です。事前申込となります。定員になり次第締め切らせていただきますので、あらかじめご了承ください。
  定員に達しましたら、東京キャンパスのホームページにてご案内いたしますので、お申込み前にホームページをご確
  認ください。郵送でのお申込みの場合は、消印日での先着順とします。

2.「受講申込書」に必要事項を記入のうえ、FAX・メール・郵送、いずれかの方法で下記の「お申込み先」までお送りくだ
  さい。メールでお申込みの場合、メールの件名、本文ともに「京都文化講座」と記入のうえ、「受講申込書」を添付して
  ください。件名・本文がないと正常に受け取ることができませんのでご注意ください。
  ※この時点では、受講申込みは完了していません。(受講料の納付が必要です)。
  ※ご記入いただいた個人情報は、学校法人立命館情報保護規程に基づき管理し、本講座の運営以外には使用
    しません。

  受講申込書はこちら(Excel)

3.「受講申込書」を受付後、「受講受付確認書」「郵便払込票」を送付いたしますので、郵便払込にて受講料を納入して
  ください。
  ※事務局窓口にて現金で納入することはできません。
  ※払込手数料は申込者のご負担でお願い致します。
  ※いったん納入いただいた受講料は返金いたしかねますのでご了承ください。
  ※事務局より受講料納入確認の通知は行いません。
  ※お申込み後、2週間以上たっても連絡がない場合は、下記のお申込み先(立命館アカデミックセンター事務局)
    までご連絡ください。

4.お申込み先
  立命館アカデミックセンター事務局
  【窓口時間】 月~金 10:00~17:00 ※土日祝および8/11(金)~8/21(月)は閉室

  TEL:06-6360-4804 ※お電話でのお申込みはできません。
  FAX:06-6360-4894 
  E-mail:acr02@st.ritsumei.ac.jp
  〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル14階