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【2024卒 内定者の声】山田 陸人さん
氏名・回生 | 山田 陸人(やまだ りくと)・4回生 |
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業界名・職種 出身地 | 旅行業界・総合職 愛知県 |
●ご自身が力を入れた経済学部の学びについて、そこから得られたものについて具体的に教えてください。
最も力を入れたのがゼミ研究です。西洋経済史ゼミに参加し経済史や文化史の視点を学び、卒業研究では文化と経済がとても密接に関係していると感じたことから、カルチュラル・スタディーズなどの学問ではなく、この分野ではまだ扱われていない最新の文化として「オタク」の研究を始めました。また他大学とのディベート大会や合同ゼミを通じて、自分の考えを整理し、研究や主張の立場を明らかにすることの難しさを学びました。考えの言語化を試行錯誤した結果、次第に文章力も身につき、より研究を深めることができました。特に1年半かけて進めている卒業研究は、何のための研究かという問題提起を何度も練り直し、自問自答を繰り返してきました。
そして学習する中でヨーロッパ、特に中世ドイツに興味を持ち、より深く知ろうと思い、20年度入学で唯一の副専攻参加者としてドイツ語の学習にも取り組みました。初修外国語として学び始め、副専攻や学外ではドイツ政府の国際文化交流機関である「ゲーテ・インスティテュート(Goethe Institut)」を通じて語学力向上と文化理解を深めました。コロナ禍で3回生時に留学は出来ませんでしたが、代わりとしてドイツへ一人旅に行った際には語学学習の成果を発揮するとともに、学んできた歴史や政治経済を念頭に欧州のリアルな現状を肌で感じることができました。
(ドイツでの一人旅の様子)
●上記の学びや得られたものについて、就職活動において強みとしてどのように活かせましたが?また面接官からの大学の学びに関する質問に対して、このように答えたなどの例もあれば、教えてください。
面接で良く聞かれる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」では、人それぞれ自己の魅力をアピールする絶好の機会かと思います。特に集団で頑張ったことについて尋ねられることが多くあります。そうした際には、ゼミでの自己について振り返り、サブリーダーとして結成間もないゼミでのグループ運営にいかに加わったか、いかに意見を言い合える距離感にするために会話を回したかを回答しました。
●あなたにとって、立命館大学経済学部の最大の魅力は何ですか?
そして経済学部生、経済学部への受験を考えている方へ、一言お願いします。
【立命館大学経済学部のココが素敵】
国内有数の学生数を誇り、日本全国・海外からも多くの学生を集め、様々な背景や思想を持った人が集まっている点が魅力であると感じます。特に経済学部は9割以上の人がゼミに参加しており、ゼミ生同士でより緊密な関係となることができるため、「横のつながり」という点で他の大学にはない魅力を備えていると思います。
【経済学部生の方へ】
経済学とは広範な分野をもつ学問で、最終的に自分が何を学びたいかを明確にしなければ、曖昧な知識しか残らないと思います。社会経済学なのか、統計学なのか、経済史なのか。ちなみに私は元より歴史や地政学に興味を持っており、地域別の経済史や経済論を中心に学びました。全分野の基礎を1回生で学んだ上で、研究したいと思える分野を絞れるとより経済学での勉強が楽しく感じると思います。
【立命館大学経済学部の受験を考えている方へ】
立命館大学には多種多様な学部がありますが、その中で入試倍率ではなく、学べることの広さやゼミの参加率などで経済学部に興味を抱かれたならば、ぜひ入試を勝ち抜いて入学して欲しいなと思います。そして、様々な選択肢の中から自分が学びたい経済学の分野を見つけて、ゼミ活動や課外活動、旅行や留学などを通じて、ここでしか経験できない自分だけの大学生活を築き上げて欲しいなと思います。
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*2023年10月時点での情報です。