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日本経済学会2017年度春季大会を開催しました
6月24日(土)、25日(日)に、本学びわこ・くさつキャンパスにおいて、日本経済学会2017年度春季大会が開催されました。国内・国外から約650名の研究者が参加し、盛況のうちに終了しました。
日本経済学会は1934年に設立されて以来、日本における経済学研究の最先端を牽引してきた学会です。会員数は約3,300名であり、経済学分野の学会としては日本最大規模です。本学会には立命館大学・立命館アジア太平洋大学あわせて39名の教員が所属し、経済学部では22名の教員が所属、1名の学会理事(役員)を選出しています。
今大会には、28の分科会場に分かれ、90の報告がありました。プリズムハウスに設置されたポスター報告会場(P103教室)では、大学院生を中心に53本の研究発表が行われました。24日には内閣府による特別セッションが開催された他、招待講演として楡井誠先生(東京大学)、渡辺誠先生(アムステルダム大学)、大津泰介先生(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)をお招きし、それぞれの分野の先端的研究の報告が行われました。25日には、プリズムホールで日本経済学会・中原賞を受賞された笠原博幸先生(ブリティッシュ・コロンビア大学)、日本経済学会・石川賞を受賞された清田耕造先生(慶應義塾大学)が受賞記念講演を行い、会場を埋め尽くした参加者は熱心に聞き入っていました。
経済学部が2018年度に創立70周年を迎えるに当たり、本大会開催をプレ記念事業として位置付け、本学の会員が運営に携わる他、多くの大学院生・学生生にも運運営に参画し、先端的な研究に触れてもらいました。
この場をお借りして、ご参加、ご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。