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TOPICS & EVENTS

05.16

TOPIC

2018

アメリカの学生を招いて異文化交流ゼミナールを実施

 今年の3月、経済学部や他学部の学生と一緒に私たち河音ゼミ生が中心になって「第一回異文化交流ゼミナール」という企画を立ち上げ、アメリカから来日した学生を招いて交流を深めました。昨年の夏のアメリカ渡航で、ピーデモント・ヴァージニア・コミュニティ・カレッジ(PVCC)の日本語クラスの学生たちと知り合ったことがきっかけとなり、河音ゼミとPVCC日本語クラスの学生とで、数回にわたってスカイプでのオンライン・ディスカッションを重ねてきました(詳細は過去の経済学部Newsを参照下さい)。このオンラインでの交流から、PVCCの学生3名が来日することとなり、今回の企画実施となりました。企画はBKC国際課の協力を得てBKCエポックにて執り行われ、多くの学生たちが一緒になって企画を作り上げていきました。

 

 異文化交流ゼミナールは合計4時間に及ぶセミナーで、そのほとんどが英語を用いた内容でした。日本側からは日本食や日本文化に関するプレゼン、アメリカ側からはアメリカの国民的理念や多様性に関してのプレゼンがされ、これを基に活発な意見交換が行われました。異文化交流ゼミナールという名前に相応しく、私たちがいつも行っているような日本的な議論スタイルとは異なり、発表の合間にも質問が次々に投げかけられるような、フランクな形で活発な交流ができました。文系理系を問わず国際交流に興味をもった意欲的な学生が集まる中、英語での質問が活発に飛び交って、大変意義深い企画となりました。

 

 この企画以外にも、PVCCの学生が滞在した6日間の間に、文化交流ゼミナールの一貫として、達磨寺にて書道や俳句、書道、茶道などの日本文化を一緒に体験したり、京都の観光地を私たちが案内するなど、有意義な交流を深めました。最終日には、和歌山の温泉地にて日本家屋に宿泊し、日本の文化を肌で体験しました。

 今回の取り組みで、私を含め参加した日本人学生とアメリカ人学生双方で、国際交流の重要性を確認しあうことができました。皆で協力することで様々なアイデアが生まれ、非常に内容の濃い企画となりました。企画終了後、反省会を行いましたが今後もこのような活動を続けていきたいと日米両方の学生で意見が一致しました。次回は更に交流を深められるよう、今回のとりくみを教訓として、より充実した新しい企画を皆で作り上げていきたいと思います

(経済学科3回生 大山 力也)


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