久保壽彦教授の退職記念講義が開催されました

　2019年1月21日（月）2時限目、2018年度末をもって定年退職される久保　壽彦 教授の退職記念講義が開催されました。

　久保教授は2007年のご着任以来、専門分野である商法や会社法を中心として、民間企業でのご経験を存分に発揮されながら学部・研究科の発展に大きく貢献してこられました。

　記念講義では施行後10年を迎える会社法をテーマとして、具体的な事例紹介や旧商法との違いに触れながら、制度の要諦や課題について説明されました。さらに、現在ニュースでも大きく取り上げられている具体的な事例を取り上げ、会社法や機関設計の視点から状況を分析するとともに、今後想定される対策を示されました。

　時勢を捉えたご講演が終わった教室には、これまでの感謝とこれからのご活躍を願って、受講生や教職員からのあたたかな拍手があふれました。