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滋賀銀行による特別授業を実施しました
2023年6月8日(木)に滋賀銀行から講師をお招きし、「金融論」の授業において、「地域金融機関はどうあるべきか~滋賀銀行の取組事例~」と題する特別授業を開催しました。滋賀銀行はESGやSDGsという言葉が一般化するはるか以前から、経営に環境を取り込んだ「環境経営」を銀行経営の要諦と位置づけ、本業を通じた様々な環境保全への取り組みを推進しています。また、2019年度に環境省が創設した「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の間接金融部門において、4年連続で受賞しています(過去4年間の受賞内容は銀賞、金賞、銅賞、銀賞)。
今回の特別授業では、同行営業統轄部ESGファイナンスチームの川尻悠貴氏、松本春樹氏、保積優志氏から、「銀行を取り巻く課題」、「銀行はどうあるべきか?」、「銀行員はどうあるべきか?」というテーマについて、ご講演をいただきました。リレーションシップ・バンキングに基づく地方銀行の経営特性や地域経済に果たす役割について、それぞれの学生時代や銀行員としての経験談を交え、とても分かりやすくご説明していただきました。
また、事前に募った履修者からの質問についても丁寧にご返答いただきました。地方銀行として地元経済に向き合うことの大切さや、地方銀行で働くことの意義、学生時代に取り組むべきことなど、参加者の今後のキャリアデザインにも役立つアドバイスをいただきました。