滋賀県甲賀市でプレオープンファクトリーの見学を行いました

5月27日（月）、滋賀県甲賀市で経済学部の学生がプレオープンファクトリーに参加し、湖南グループ、（株）ジョーニシを見学しました。滋賀県中小企業家同友会青年部の有志の皆さんと、立命館大学経済学部の自主ゼミ「Rits! Local Industry」のメンバーが中心となって、地域の中小企業と学生の連携について何度かミーティングを重ねて、今回の企画実施につながりました。

湖南グループでは、鈑金工程や組立工程に加え、ダイカスト工程や樹脂成形工程などの様々な工程を見学しました。機械化が進むなかでも、人間が検査を担当する場面も多くあり、機械と人間といった一見相反するような両者の共存によって製造業が成り立っているという学びがありました。

（株）ジョーニシでは什器や自社で開発された施肥機を見学しました。GPSを利用して耕運同時施肥を可能にしたアタッチメントがあり、それらを装備した耕運機を実演してもらい、生産性の向上を実感しました。

見学後には甲賀市役所の職員の方から、甲賀市についての説明を受けました。学生は、今回訪れた工業団地が所在する甲賀市について理解を深めることができました。

今回の見学では、工場の現場をつぶさに紹介してもらうことで、製造業の実態について知ることができ、学生にとって、製造業をより身近に感じることができる良い機会となりました。
 

私たちの自主ゼミ「Rits! Local Industry」は、経済学会からの支援を得て、今学期、甲賀市企業のオープンファクトリー企画について、協議・参画していく予定にしています。

文責　経済学部一回生　吉岡翔大