滋賀、甲賀のモノヅクリズム2日目を開催しました

　このイベントは、昨年に滋賀県初の開催となった地域一体型オープンファクトリーの第2弾として、2025年10月31日（金）、11月1日（土）の2日間にわたって滋賀県甲賀市で開催されました。参加者として、1日目は地元の中学生、高校生、そして立命館大学の学生、計289名が参加、2日目は地元の小学生と保護者83名が参加、2日間で372名が参加しました。また、両日ともにオブザーバーや報道関係者の方々が訪れ、大いに盛り上がりを見せました。さらに運営スタッフとして、地元企業と行政の方々に加えて、立命館大学経済学部の自主ゼミ「Rits! Local Industry」の学生が運営に携わりました。

　小学生と保護者を対象とした2日目では、ものづくりに携わる企業9社（SUS株式会社、株式会社エコパレット滋賀、岩谷化学工業株式会社、株式会社K&M、湖南電機株式会社、湖南精工株式会社、ヒロホー株式会社、株式会社ジョーニシ、ポラテック西日本株式会社）の中から興味のある企業を2社、訪問しました。企業ごとに参加者を楽しませる工夫が凝らされ、参加者は普段行うことのできない体験をしたり、興味深い説明を聞いたり、年齢を問わず楽しむことができるとても充実した企画でした。参加者の小学生からは、「すごい」、「面白い」といった声が何度も上がっていました。
 
　2日目の運営に関わった自主ゼミメンバーは、小学生が楽しむことができる工夫を準備し、臨機応変に実行しました。その姿からは、運営としての役割だけではなく、参加者と一緒に楽しむことを忘れない姿勢が、大いに見受けられました。また、イベント終了後には達成感に溢れる感想や今後の課題、展望を話す姿もありました。さらに、「運営スタッフとして、地元企業や行政の方々と共に力を発揮し、今後もイベントを盛り上げたい」という声が上がりました。 

　今回は、初開催だった昨年と比べて、より多くの方が関わり、より大きな反響があったと確信しています。今回のイベント開催が来年度やその先へとつながり、地域やものづくりの魅力が多くの方に伝わることを願っています。また、学生は学術的な知見をふまえて、今回のオープンファクトリー企画に関する発表をゼミナール大会にて行います。私たち「Rits! Local Industry」のメンバーは、今回の経験を活かして様々な活動に参画していくつもりです。

詳細は以下のウェブページよりご覧下さい。
滋賀・甲賀のモノズクリズム（https://note.com/monozukurism）

 文責　経済学部3回生　伊藤謙吾
 　　　経済学部2回生　吉岡翔大